島の分校の鐘の音

島の分校の鐘の音

朝鮮では数少ない島の生徒のためにも分校を設けています。その分校から授業の始まりを知らせる鐘の音が響いています。

チュチェ105（2016）年1月のある日のことです。敬愛する金正恩総書記は、朝鮮西海の最南端にある島の防御部隊を視察しました。軍人の生活に不便がないか隅々まで見ていた総書記は、ふと防御部隊の指揮官に分校があるか聞いてみました。意外な質問に指揮官はその意味を飲み込めず、ただあると答えました。

総書記は、同行した人民軍の指揮メンバーに、島に分校があるそうだが、上級機関の人たちは次の世代、未来に対する正しい観点を持って、教育の実態を定期的に調べ、困ったことがあれば、そのつど解決してやらなければならない、島の防御部隊に行く時は生徒に必要なノートや書き物などを持って行くのが望ましいと言いました。小さい島の分校でも国の未来が育っているので、教育に深い関心を向ける総書記でした。

生徒が何人いるか聞く総書記に、随員が生徒の数と共に師範大学を卒業して島の分校に志願した教員が多くいることを話しました。総書記は、とても喜んで、その人たちは愛国者といえる、離れ島で新しい世代のためにきれいな心を捧げている教員を積極的に押し立てるべきだと言いました。

翌年の9月には、国の全ての島の分校と最前線地帯、山間部の学校に志願した教員をピョンヤンに呼んで、一緒に記念写真を撮りました。そして、国の未来に責任持つ革命家の教員としてきれいな心を捧げ、献身の足跡を印しているこの人たちの純潔な愛国心に頭が下がる思いだと言いました。

今も島の分校の教員たちは愛国者という誇りを胸に、教育にすべてを尽くしています。

（政治―為民献身）