少量とは言えない

少量とは言えない

今、朝鮮の多くのところで節約ムードが盛り上がっています。中央銀行で、太陽光や地熱など自然エネルギーを利用して、受電電力の消費を極力減らしています。銀行には数百枚のソーラーパネルが設置されていますが、その発電効率を高めて国の足しにしようと励んでいます。

行員のリ・ウンナムさんと労働者のチェ・ガンソンさんはこう話しています。

「節約はイノベーションを伴います。使って余る電気を無駄遣いせず、1ワットでももっと節約して、送電電力網に入れるため、系統並列型逆変換システムと共に国家統合電力管理システムを構築して、1ワットの電気も無駄にせずコントロールし、過電流保護装置など節電装置を自力で製作して多量の電気を節約しています」
「銀行で利用する省エネ型の地熱ヒートポンプによる冷暖房システムだけを見ても、環境に優しく小面積で済むばかりか、多目的に利用できるメリットがあります。建物の冷暖房と生活用水の供給にとても効率的です。節約される量を見ますと、電気ボイラーによる暖房システムに比べて2割の省エネ効果があり、節電率は空気熱源ポンプに比べて4割、電熱式暖房システムに比べて7割も節約できます」

銀行では、室内の冷暖房と浴場の湯も自家発電した電気で賄っています。

このように節約される電気と熱エネルギーは、決して少量とは言えません。

（今日の朝鮮）