対話と対決、平和と戦争策動は相容れない

対話と対決、平和と戦争策動は相容れない

最近、南朝鮮軍部が所謂「核及び大量破壊兵器の脅威と短距離弾道ミサイルへの対応」を云々し、翌年の国防予算を今年より7.4％も増額して国会に提出しました。これは歴代最大規模だといいます。

マスコミによりますと南朝鮮軍部は翌年の国防予算の多くの部分を、偵察衛星と高高度無人偵察機グローバルホーク、ステルス機F-35A等の先端装備の購入に支出しようとしています。潜水艦の性能改良と軽空母の建造、各種駆逐艦と戦闘機の開発、緊急展開師団の為の予算も編成されました。

これまで南朝鮮の好戦勢力は「移り変わる安保の脅威に対応する」との名目で毎年国防予算を増加して来ました。でも南朝鮮軍部勢力の国防予算増額がその規模と内容に於いて、今のように危険な段階に至った事はありませんでした。

この度の国防予算増額は、口先では対話と平和を云々しながら実際には我々と何としても軍事的に対決す企みを曝け出したもので、内外の警戒心と懸念を呼んでいます。

今、朝鮮民族と国際社会は朝鮮民主主義人民共和国の主導的で積極的な努力によってもたらされた、朝鮮半島の緊張緩和と平和の雰囲気が持続し一層盛り上がる事を望んでいます。しかし南朝鮮の好戦勢力は旧態依然として対決の野望を追及しています。

周知の如くこの8月、南朝鮮軍部はアメリカと共に共和国をターゲットにした侵略的な連合指揮所訓練を強行して朝鮮半島の平和を由々しく脅かしました。そうかと思うと極めて挑発的な「2020-2024国防中期計画」を発表し、各種攻撃型装備を引き続き持ち込んで緊張を高めています。

南朝鮮の好戦勢力が共和国の度重なる警告にも拘らず絶え間無く繰り広げている外部勢力との合同軍事演習と武力増強は、朝鮮半島の平和に大きなハードルとなっています。

対話と対決、平和と戦争策動は絶対に相容れません。

（時事評論）