家庭と社会の前に恥じることがないように

家庭と社会の前に恥じることがないように

朝鮮で母親大会は党大会と党中央総会並みの大会に重視されています。それは、社会の主力となり、強大なこの国を支えるべき新しい世代をしっかり準備させるのが第一義的な革命課題となっている今、子を育てる母親の役割が特別重要だからです。

昨年12月、国中の子たちの尊敬と期待の中、第5回全国母親大会が盛大に行われました。

敬愛する金正恩総書記は大会に臨席し、家庭と社会に対し担っている母親の本分についての意義深い演説をしました。金正恩総書記は演説で、濡れ手が乾く間もなく家庭を顧み、自分を投げ打って、もっぱら子を育てるために喜びも涙も多かったはずの母親たちの労を労いました。

総書記の演説に涙を流した母親の中には4人の子を育て、40年近くも教育に携わっているハン・ミファさんもいました。

生みの親より育ての親、持たない子には苦労はしない、と言う言葉があります。子が多ければ心配もそれだけ多いと言う意味でしょう。しかし、ハンさんは社会主義保健医療制度の下で何の心配もなく４人の子を立派に育てました。

今、長女は朝鮮で国宝価値のある美術アトリエセンターであるマンスデ創作社の刺繍家を勤め、三つ子の息子たちは大学で勉強しています。

ハンさんのお話です。

「その日、金正恩総書記は一国、一民族の将来は母親の思想、精神の品格に映り、母親の心と手から未来が建設される、と言いました。母親たちを未来の初の建設者に押し立てたのです。金正恩総書記の言葉を吟味するほど、母親の責任感についてしみじみ感じました。人生の初の恩師、第一の教育者だと言った金正恩総書記の言葉を胸に刻み、子たちを立派に育てるのが社会と集団、国に対し担っている母親の義務を果たすことだと思います」

立派な母親の許では立派な子が育つものです。

（政治―その他）