子供の教育に尽くす思い

子供の教育に尽くす思い

ピョンヤンのソソン区域*1にあるチャンギョン第2幼稚園*2で園長を勤めるハン・ジョンオクさんは優秀な資質の教育者です。娘時代からこれまでの数十年間、子供の教育に尽くしてきました。いつも幼稚園児と一緒に歌を歌い、踊りも踊りながら、子供の心理に合う教育の方法を見つけ出す、これがハンさん独特の教育方法です。

ハンさんと一緒に勤めているリ・スリョン先生はこう話します。

「子供の教育に心血を注ぐ園長先生を見るたびに頭が下がる思いがします。本当に、子供の教育に自分の全てをささげる教育者の手本そのものだと思います」

ハンさんにとっては子供たちのちょっとした言葉や行動もとても大事なものです。そのなかからひらめく才能を見つけ出し、それを伸ばすのを自分の本分に、誇りに思っているハンさんです。

子供の教育に従事する日々にハンさんは数十編の論文を執筆し、模範的な先生の栄誉に輝きました。そして、児童教育学に関する価値ある研究をして、学位も受けました。

この前は幼稚園児の教育で頭脳の右側の部分を働かせる知能啓発方法を研究して教育の実践に移しました。子供たちに生々しい体験を与えること、リズム、感覚を身に付けさせることをモットーにしているハンさんの研究の成果は幼稚園の子供たちの成長振りにそのまま映っています。

ご本人の抱負を聞いて見ましょう。

「幼稚園の教育は子供たちを国と民族、時代が求める水準の人材に育てるうえでとても重要です。これからも国の未来である子供たちを立派に育て、強盛国家建設に必要な人材に育てるのに微力ながら尽くしたいと思っています」

衷情の70日間戦闘に奮い立ったハンさんは子供の教育に役立つ新しい知能啓発の方法を研究し、実践に導入することに知恵と情熱の限りを尽くしています。