天然記念物―サンウォンアムのイチョウの木

天然記念物　上元庵の銀杏の木

天然記念物のサンウォンアムのイチョウの木をご紹介しましょう。

サンウォンアムのイチョウの木は共和国のピョンアン北道*1ヒャンサン郡*2のヒャンアム里*3にあります。アムは庵の字を書いてお寺を意味します。

この木は朝鮮の名山ミョヒャン山*4にあるお寺サンウォンアム*5の庭にあります。この寺は918年から存在した朝鮮初の統一国家コリョ時代につくられました。絶壁の上に作られ、後で建て直されました。

サンウォンアムのイチョウの木は朝鮮のイチョウの木の中で一番高いところに育っています。ここの標高は500メートルです。樹齢100年ほどのこの木は、高さが18メートル、幹の周りが根元で2メートル、上の周りは1.6メートルです。幹は薄い灰色です。今なお生育状況はとても良好です。

サンウォンアムのイチョウの木は学術的意義があるばかりか、サンウォンアムの風致をさらに引き立てています。

チュチェ69年、1980年1月に天然記念物第92号に指定されました。