外科医の恩師

外科医の恩師

医学の発展は、患者の痛みを極力減らしながら、治療の効果を挙げる方向に進んでいます。

ヘサン医科大学微細成形外科研究室のパク・ヒョン主任のお話です。

「微細外科手術はとても難しく、豊かな臨床経験と高い医療技術の手技を必要とします。チャン・ミョングク博士は微細外科学のパイオニアで、今も難しいオペがあるたびに私心を去って教えてくれます。私たちの恩師です」

チャンさんは、ピョンヤン医科大学臨床研究所の研究者を勤めています。数十年間、後進の育成と医学の研究に一意専念しました。多くの教え子たちが今、医学教育と医療ケアで相応の役割を果たしています。

チャンさんが医療に足を踏み入れた時、外科学で微細外科手術はほとんど未知の分野でした。教育者、医学者の本分と自覚から、チャンさんはこの分野に参入することに決めたのです。それで最新の医学の資料を深く研究し、色々な形の組織移植手術に熟達するため直向な努力を傾けました。どんな形の微細外科手術もできる技術と技能、経験を積むため努めました。

その日々に、微細外科手術で重要な医療機器を自ら研究して開発しました。特定の国でのみ生産される機器を国内の原料と資材で作り出すため苦心しました。専門研究機関の協力を得て、独特な圧延法で厚さ数十ミクロメートルの極めて微細な医療機器の製作に成功しました。これにとどまらず、色々なサイズの機器を次々と開発しました。それらの機器は弾性と連結性、清潔さなどの指標に優れていると評価されています。

外科医たちは、チャンさんから微細外科手術のトレンドと臨床学について学び、技術上の難問の解決を手伝ってもらったりします。

チャンさんのお話です。

「微細外科分野で解決すべき問題は多々あります。今行っているひとつひとつのオペの方式が国の外科学の発展に役立つなら、それ以上の喜び、生き甲斐はないと思います」

（今日の朝鮮）