国力の基準

国力の基準

チュチェ106（2017）年、ファンヘ南道*1クァイル郡*2に果物の大豊作がもたらされました。ヘクタール当たり50トン、最高100トンを収穫したところが増え、前年より2万トン近くの果物を増産したのです。

9月20日、敬愛する最高指導者金正恩委員長がクァイル郡を訪れました。リンゴ畑に入った金正恩委員長は、鈴なりのリンゴに触って見て、どれくらい実がなったのか聞きました。1本当たり平均すると200個、最高300個が実った木もあるとの答えを聞いた金正恩委員長は、リンゴの木ごとに地がへこむほど実がなったととても喜びました。そして、リンゴをひとつもぎ取って、人民が果物の大豊作の朗報を聞いて喜ぶ姿を思うと、積もった疲れが一瞬に取れるようだと言いました。

この日、金正恩委員長は果樹研究所も見ました。廊下に入った金正恩委員長は、壁面の1ヶ所に視線を止めました。そこには、宇宙に打ち上げられる人工衛星が描かれていました。国力のシンボルとして人工衛星を描いたとの答えを聞いた金正恩委員長は、人工衛星より300個の実を結んだリンゴの木を描いたらもっとよかっただろう、そのようなリンゴの木が核爆弾より威力あると言って、豪快に笑いました。

核爆弾より威力ある300個の実を結んだリンゴの木！

まさに、人民の幸せを国力評価の基準とみなす金正恩委員長ならではの名言でした。

（今日の朝鮮）