国の解放とともに

国の解放とともに

1945年8月15日、偉大な金日成主席は血みどろの抗日戦争を繰り広げて日帝に奪われた国を取り戻しました。国の解放は朝鮮人民に新しい幸せな生活をもたらしました。

ピョンヤン市*1ピョンチョン区域*2のへウンという町*3に住んでいるクァク・チョンシムさんのお話です。

「国が解放された年に生まれた私ですが、家中の人が本当に恵まれたものだとかわいがってくれましてね。考えてみますと解放の前、両親はとても苦しい生活をして来たそうです。ところが私は生まれたときから幸せに育ち一銭のお金も払わずに大学を卒業し、教員にまでなりました。結婚して三人の子を設け、今は孫まで従えています。文字通り大家庭です。みなが集まれば嬉しさと幸せの話に花を咲かせています」

ソソン区域*4のソチョンという町*5に住んでいるオム・チェランさんの家には21の大学卒業証書があります。オムさんは14歳の時、国の解放を迎えました。苦しい農作業に追われていた幼いときのオムさんと違って、5人の子みなが大学を卒業しました。そして嫁と婿、孫はもちろん、その嫁と婿までみなが大学を出ています。

8月15日の国の解放と共に共和国の人みなの人生がすっかり変わりました。一般の人が国事を論ずる最高人民会議の代議員になり、国家機関の活動家、英雄称号の受賞者になりました。

ピョンヤン市カンドン郡*6山林経営所の山林監視員リ・ウンチャンさんは1945年10月に生まれました。今は労働英雄と功労山林監視員の称号を受賞し、最高人民会議代議員にまでなりました。リさんは人民軍から除隊してからこれまでの数十年間、数千ヘクタールの森を育ててきました。青々とした森を次の世代にそのまま譲り渡そうとの清らかな心を持って全てを尽くしています。

コリョ医学科学院の研究者キム・スクヨンさんも張り合いのある人生を送っています。

「私は国の解放前、伐採労働者の娘に生まれました。6人兄弟なので食べさせることもままならず、両親は私たちを勉強させることなど考えも及ばなかったそうです。国が解放されて始めて希望通り学ぶことができました。私は医学の勉強をしてコリョ医学科学院の研究者を勤め、今は教授、博士、功労医師の称号を受けており、国中が知っている科学者にまでなりました。国が解放されなかったなら今の光栄は想像もできないでしょう」

このように人生を花咲かせたありがたいこの国のために朝鮮人民は汗と情熱の限りを尽くして います。