国の解放がもたらした人民の歌

国の解放がもたらした人民の歌

69年前のチュチェ34（1945）年8月15日、朝鮮人民は40年以上の日本帝国主義の植民地支配から解放されました。国中が解放の感激と歓喜で沸きました。国なき民の悲しみにくれていた朝鮮人民が、国の主人となった喜びを胸に新しい国づくりに立ち上がりました。

新しい朝鮮の民主改革の中でも人民を一番感激させたのは土地改革法令の公布でした。当時、朝鮮の人口の大多数は農民でした。自分の土地を持てずに血の涙を流し、虐待と蔑みだけを受けてきた農民たち、その農民たちに土地が与えられたのですから、これは本当に夢のような話でした。

自分の名前が刻まれた杭を抱いて泣いたり笑ったりしたその日の感激、新しい土地で初の耕作をした喜びがそのまま歌詞となりメロディーとなりました。

おいらの土地だ　嬉しいじゃないか
あたらしい田んぼに　早苗がおどるおどる
ああ　将軍がくれた土地
エルファ　デルファ　みんな耕せ
畑へ行こう

国の解放と共にこの地に起きた天地開闢以来の変化。山河も人も生まれ変わり、躍動する新生活が始まりました。工場から響く建国のハンマーの音、学校の窓辺から聞こえる子供たちの文読む声、男性と同じ権利を持って堂々と社会生活を始めた女性の歌、

工場で農場で団結した婦人たち
私たちは祖国を築く力
働こうみんなの幸せのために
団結しよう金日成将軍の周りに
燦たる祖国を完全に独立させるために

見るもの、聞くものすべてが嬉しく楽しいものばかりのあたらしい朝鮮の現実でした。その誇らしい現実の中から国の主人となった人民の歌が次々と生まれたのです。「産業建国の歌」、「畑に行こう」、「婦人の歌」、「勝利の５月」、「朝鮮青年行進曲」などなど。

これは決して歓喜と感激だけを歌ったものではありません。それは、国を解放し、民族の切なる願いをかなえてくれた偉大な恩人へのこの国の人民の心からの感謝の賛歌でした。

それで、今もこの大地、この青空に高らかに響き渡り、金日成大元帥の不滅の業績を末永く伝えているのです。