国の製紙工業の発展に寄与した科学者

国の製紙工業の発展に寄与した科学者

国家科学院の製紙工学研究所のリ・ヨンイル所長は国の製紙工業の発展に大きく寄与したことで、朝鮮の2017年の国家最優秀科学者、技術者に選ばれました。

研究所のキム・ヒチョル研究室主任のお話です。

「研究所には多機能化した先端機能性ペーパーの生産工程が設けられたばかりか、プラスチックと合成繊維を利用して、先端レベルの新しい特殊機能性樹脂複合ペーパーを生産できる施設もあります。大能力のこのような機能性ペーパー生産施設が設けられたので、決心さえすればいかなる特殊機能性ペーパーも製作できる明るい展望が開かれました。研究所の設備の充実と技術水準の向上はリ所長の努力によるもの大、と言えます」

リ所長は正しい経営戦略で責務につくし、仕事で模範的な活動家として研究所はもちろん、科学院の人々にも広く知られています。研究所の責任者として労働党の政策を敏感に受け入れ、現代科学技術の発展の推移にも常に深い関心を払っています。高い実力と率先垂範で、科学研究と経営管理の諸問題を見事に解決する上で主導的役割を果たしてきました。

研究所の人たちが自力自強の威力は即ち、科学技術の威力であることを自覚し、高い目標を立てて先端突破に挑むよう導いてきました。国の製紙工業の発展に尽くすリさんの献身的努力によって、研究所に多機能化した機能性ペーパー生産工程が新設されました。食料工業部門と保健医療部門を始め、経済各部門に必須の15種の機能性ペーパーが開発され、導入されました。

それだけではありません。リさんは研究所の人たちと知恵と情熱を合わせて、最近、輸入に頼っていた精密フィルターと宇宙開発に利用される特殊機能性ペーパー材料の開発にも成功しました。その功が買われ、何度も国家叙勲に預かりました。

功労科学者の称号を受け、博士、助教授のリ・ヨンイル所長のお話です。

「敬愛する最高指導者金正恩元帥は今年の新年の辞で、科学研究部門では朝鮮式の主体的な生産工程を確立し、原料と資材、設備を国産化して、自立的経済構造を完備する上での科学技術の諸問題を優先的に解決すべきだと教えました。私は金正恩元帥の新年の辞に則り、研究所で先端突破の熱風を巻き起こそうと思います。こうして人民経済の主体化の実現に必須の特殊機能性ペーパーを高い水準で研究し、開発して栄える国づくりに大いに寄与するつもりです」

（今日の朝鮮）