国の名を輝かせたアイスホッケー選手達

国の名を輝かせたアイスホッケー選手たち

2015年国際アイスホッケー連盟世界男子アイスホッケーCクラス選手権大会で朝鮮チームが優勝の栄冠に輝きました。今大会はトルコでリーグ戦で行われました。

朝鮮チームはボスニア・ヘルツェゴビナチームと緒戦を行ないました。オープニングゲームでもあって、専門家の関心を集めました。朝鮮チームは競技の初めから必勝の信念を持って独特な戦術を駆使して立て続けに攻撃を加え、13：0で圧勝しました。守備のキム・ソングン選手はこの競技で、選手権大会の初のゴールを決め、技術賞を授けられました。

続いて、グルジア、アラブ首長国、ルクセンブルクに12：4、7：0、5：2で快勝し、最後戦のトルコチームとの競技に出ました。優勝を決する熾烈な競技でした。トルコチームは、これまでBクラスのチームでしたが、めいめいの選手の体力や技が高く、経験も豊かでした。それで、選手権大会組織委員会はもとより多くの専門家とファンの間でも大本命とされていました。

朝鮮選手はイニシアチブをとって相手の弱点を捉え、猛撃を加えました。熾烈な攻防の中、同点で延長戦が始まりました。手に汗握るプレーが続き、残り時間11秒で、ホン・チュンリム選手がマッチポイントを決めました。11秒を残しての得点、多くの専門家とファンが、朝鮮選手の強い精神力による得点で勝利だと賛辞を惜しみませんでした。

今大会で12のゴールを決めたホン・チュンリム選手は、選手権大会組織委員会から高く評価され、リ・ボンイル選手は選手権大会最優秀守備賞を授けられました。朝鮮チームは2015年国際アイスホッケー連盟世界男子アイスホッケーCクラス選手権大会で優勝し、Bクラス選手権大会の参加資格を手にしました。

今も頼もしいアイスホッケー選手たちは金メダルで国の名を輝かせるため訓練に拍車をかけています。