品質メダルを授かった秘訣

品質メダルを授かった秘訣

ピョンヤン市*1ポトンガン区域*2にある保健省の健康合作会社の薬液職場はさほど大きくない職場です。しかし、ここの人たちはこの分野で世界の先端を進むという意気込みで奮闘しています。

職長のキム・チュンヒさんのお話です。

「世界と渡り合えるという自信があれば不可能なことはないと思いました。従業員の科学技術の水準を高めることに力を入れ、医薬品の生産と品質管理の基準に合う薬液生産工程で注射液を生産してきました。それで人々の生命と健康増進に役立てました」

職場では人々の健康増進に実質的に役立つ良質の製品を生産するために従業員のスキルアップを色々な形で推し進めてきました。新入社員に限っては絶えず発展する現実に合わせて各工程をマスターするよう技術学習を組織しました。

そして、古参の熟練工は、製品生産の世界的推移と先端技術、新製品の開発についての技術学習を専門的に行うようにしました。このように技術学習が日程通り着実に行なわれ、従業員の技術技能が一段と高まって現実で効を奏しています。

また、浄化エリアに設置された濾過装置を何度も合理的に取り替えました。その結果、浄化レベルがはるかに改善され、注入室を始め各生産工程の無菌化、無塵化がより高いレベルで実現されました。

しかし、職場の人たちはこれに満足しませんでした。人々が実益を得るよう生産工程のオートメ化を推し進めました。その日々に新しいプログラムを自力で開発して薬液の注入と密封のオートメ化を実現し、自動高速冷却滅菌機を設置して滅菌時間をはるかに短縮しました。

何度もこの工場を訪れた世界保健機関の専門家たちは生産工程と無菌コントロールシステムが国際GNPに到達したことを認めました。最近、この職場で生産する葡萄糖注射液とマンニトール注射液、オプロクサチン注射液に国の最優秀品質メダルが授けられました。

今、職場の従業員は製品生産に力を入れる一方、生産工程のオートメ化、新製品の開発に力を入れています。