効能の高い医薬品の開発に力を入れる

効能の高い医薬品の開発に力を入れる

朝鮮の医学研究院の医学生物学研究所で、効能の高い医薬品の開発で成果を収めています。

研究所のキム・ハクチョルさんのお話です。

「私たち科学者、技術者、従業員みなは、今年、研究所に任された科学研究の課題の実行に励んでいます。特に人民の健康増進に役立ち、発病率を低め、人民保健医療の実践に寄与する研究と開発に力を入れています」

研究所では、慢性感染性疾病とアレルギー性疾病、癌の治療に効果がある免疫治療薬の開発で成果を収めています。

あるワクチンを用いて治療効果が確実で副作用の無い薬物を開発する目標の下、10年余りを研究に励みました。世界的にもこれについての基礎研究資料が少なく、臨床に適用する研究が全然行われていない未開拓の課題でしたが、難治性疾患の乾癬と慢性感染性疾病の治療に効果がある薬物の開発のため奮励努力しました。その過程に、先端生物工学技術を用いて、有効成分の精製と合理的配合法を新たに確立するのに至りました。それに基づいて発病する率と再発する率が高いいろいろな難治性疾患の治療に効果が高い注射薬を開発しました。

この注射薬は、乾癬の治療効果を非常に高め、再発する率を低めることにより、臨床で好評を博しています。それとともに、呼吸器系統の感染性、アレルギー性疾病の治療と各種癌、ビールス性疾病に対する治療にも広く適用されています。このような成果は、国の人民保健医療をさらに発展させ、人民みなが健康な体で幸せに暮らせるようにとの熱い思いによって収められたものです。

研究所では、医薬品の研究と開発だけでなく、医薬品の生産でも成果を収めています。注射薬の生産工程のGMP化が実現したパイロットプラントでは、質が確固と保証され、人々の好評を博する注射薬と錠剤、カプセルなど各種医薬品を生産しています。特に生産活性化のための物質的土台をしっかりと築き、設備のフル稼働で医薬品の種類を引き続き増やしています。

医薬品の開発と生産で収められたこのような成果は、人民の健康増進に大いに役立つことでしょう。

（今日の朝鮮）