労働党の許で英雄に育ちました

労働党の許で英雄に育ちました

ピョンヤン市*1チュン区域*2のソムンという町*3に住んでいるカン・チュンシルさんの手記です。

「朝鮮人民誰もが愛する抒情詩『オモニ』には次のようなくだりがあります。

子たちも成長し
こめかみが白くなり出した私に
今も子供の頃のように呼んでみる
オモニ、オモニがいる

嬉しい時もオモニ
つらい時もオモニ
可愛がられ、叱られながらも甘え
あれこれとねだりもし
忘れかけた過ちもうちあける
このオモニなくして生きて行けない
…

詩で作家は朝鮮労働党を母、オモニになぞらえました。この詩を書いたキム・チョルさんの体験が生んだ感情の吐露だったそうです。しかし、それはその人に限らない、私自身の体験であり、真情でもあります。

17歳のとき、私は当時のピョンヤン紡織工場に志願して紡績工になりました。ちょっときつい仕事でしたが、自分が紡いだ布を見るととてもうれしかったです。翌年、私は年間計画を繰り上げて達成する目標を立てました。管理職の人たちも友達もみな私のことを支持してくれたし、積極的に協力してくれました。私は粘り強く奮闘して、もっとも多くて8千個の紡錘を担当し、毎年、人民経済計画をはるかに繰り上げて達成しました。私がしたことはたいしたことではありませんでした。しかし、国では私に公民の最高の栄誉である労働英雄称号を授けました。

26歳の娘の紡績工に過ぎない私が、誰もが羨む英雄のメダルを胸に付けたとき、感激のあまり、とめどもなく涙が流れ出ました。その後、私は大学で勉強をし、作業班長、職長を経て、管理職に長年つきました。成長のその過程に私に向けられた配慮はとても深いものでした。私が英雄の人生を輝かせるよう手を取って導いたありがたい労働党でした。

振り返って見ますと朝鮮労働党は創立されたそのときから70年あまり、人民に奉仕することを活動の最高原則として来ました。人民のための政策と路線を打ち出し、人民が実際その恩に預かるようにし、人民の誰もが気高い人生を営めるよう導きました。その許で私の子たちも張り合いある生活を送っています。それで、私は労働党を母と呼んでいます。私だけでなく、国中の人民が朝鮮労働党を母と呼び、命が尽きるまで慕っています。まさに、朝鮮労働党はこの地の人みなを自分の息子、娘のように顧みる母そのものです」

（今日の朝鮮）