初の武装隊伍、朝鮮革命軍

初の武装隊伍、朝鮮革命軍

日本帝国主義の植民地支配期の1930年代初め、朝鮮人民の反日民族解放闘争は暴力を伴って急激に盛り上がりました。情勢は、組織的な武装闘争を繰り広げることを切実に求めました。

革命発展の要請を深く洞察した偉大な金日成主席は、日本帝国主義に打ち勝つためには新しい世代の革命家で新型の軍隊を創建しなければならず、武装闘争だけが最も革命的な反日抗戦であることを確信しました。それで、過渡的な政治及び半軍事組織の設立を決心し、チュチェ19（1930）年7月6日、朝鮮革命軍を結成しました。主席は結成式で、「朝鮮革命軍の使命と基本任務について」という歴史的な演説を行いました。

演説で主席は、朝鮮革命軍は抗日武装闘争を行うための新しい世代の朝鮮革命家の政治及び半軍事組織だとし、今後、朝鮮革命軍を基に革命的な常備軍が創建されるだろうと宣言しました。そして、朝鮮革命軍の基本使命は、都市と農村で人民大衆を教育し、自覚させて、抗日の旗の下に結集させ、武装闘争の経験を積み、本格的な武装隊伍の結成の準備を整えることだと教えました。

また、抗日武装隊伍の根幹の育成、革命軍隊の大衆的地盤づくり、武装闘争の軍事的準備など朝鮮革命軍の当面の課題についても明らかにしました。主席は隊員たちに、武器と朝鮮革命軍の判こが押された赤い帯を授けました。主席から革命の武器を受けた朝鮮革命軍の隊員たちは、熱いものがこみ上げてなりませんでした。それで、ペクトゥ山*1の青年将軍の回りに肩を組んで、信念の誓いを立て、闘争のスローガンを叫びました。

朝鮮革命軍の結成を機に、朝鮮の反日民族解放闘争を組織的な武装闘争へと発展させるための準備がいっそう力強く進められました。主席の導きの下、朝鮮の革命家たちは国の解放のための武装闘争に勇躍立ち上がりました。実に、朝鮮革命軍の結成は、革命武力の基礎を築いた歴史的壮挙でした。

このように、朝鮮革命の開拓期に主席が高く掲げた銃重視の偉大な思想があったので、日本帝国主義の植民地支配にピリオドを打ち、国の解放の歴史的偉業を達成することができました。その後、朝鮮革命はいかなる狂風にもびくともせず、勝利と栄光の一路をたどって来ました。

銃で歴史のあらゆる挑戦を跳ね返し、百戦百勝を轟かしてきた先軍革命の誇らしい伝統は今、敬愛する最高指導者金正恩元帥によってしっかりと引き継がれています。