出演者をピョンヤンに招く

出演者をピョンヤンに招く

チュチェ108（2019）年11月のある日、朝鮮人民軍8月25日水産事業所を訪れた敬愛する金正恩同志は事業所の芸術公演を見ました。出演者は自分たちの生活が込められた多様な演目を披露しました。

金正恩同志は思想性と芸術性共に非のうち所がない公演を見て深い感銘を受けたとし、年末に出演者をピョンヤンに招きました。こうして12月の末、ピョンヤンで異色の公演が行われました。

8月25日水産事業所は、金正恩同志が何回も訪れた所でした。雨の日も、吹雪荒れる冬も訪れ、実り豊かな秋のように海でも魚をたくさん取って欲しいということから、新しく造った漁船ももみじの意味の「タンプン」と名づけたのです。また、毎年達成すべき漁獲量を定め、これは命令ではなく、頼みである、計画を達成すれば必ず手紙を書くように、嬉しい便りだけを待っていると言いました。

その後、計画を上回って達成した事業所の人たちが手紙を送りましたが、金正恩同志はその手紙を見て事業所をまたもや訪れ、貯蔵タンクの縁に気兼ねすることなく座ってここの人たちと共に記念写真を撮りました。水産業を盛り立てるための金正恩同志の細やかな指導があって、発展を続けてきた事業所の姿が演目にそのまま反映されていました。

また、「タンプン」号漁船を描いた舞台装置や海を飛び交うカモメ、魚、タコ、貝類を表した小道具などで公演の芸術的効果を高め、特色を生かしていました。水産事業所の芸術公演としては信じられないほどでした。素朴でありながらリアル感たっぷりの公演は観客に深い余韻を残しました。

歌声高らかに響く所に革命の勝利があり、革命の勝利を確信する人だけが楽観的に生活できるということを・・・

（今日の朝鮮）