共和国有数の鉄鋼材生産企業

共和国有数の鉄鋼材生産企業

共和国のチョンリマ製鋼連合企業所*1は鉄鋼材の生産で国の経済発展に寄与しています。現代化が高いレベルで実現し、数百万トンの生産能力を誇っている鉄鋼一貫生産工場であるチョンリマ製鋼連合企業所はナンポ市*2チョンリマ区域*3にあります。もともとカンソン製鋼所*4と呼ばれていましたが、鋼材の生産が増えるにつれ、いくつかの工場、企業が合わせられて連合企業を成しました。

チュチェ28（1939）年に建設が始まり、その当時の製鋼所は一万トンの鋼鉄しか生産していませんでした。それさえ朝鮮を占領した日帝がチュチェ34（1945）年8月の敗戦と共に設備をすべて破壊しました。その年の10月9日、企業を訪れた偉大な金日成主席は破壊された工場を早く建て直して鋼鉄を生産することについて教えました。労働者たちは奮起して12月から生産を始めました。1950年代のアメリカの侵略を退ける祖国解放戦争に勝利した後も全てが破壊された廃墟の上に製鋼所を建てなおしました。

製鋼所の労働者たちは技術を革新して分塊圧延職場だけでも圧延機の通常能力を突破して倍に生産をアップさせました。その後も圧延鋼材の生産とその品種を著しく増やし、鋼管と鉄線など金属2次加工品を多く生産して経済各部門に送りました。企業は現代的な鋼鉄生産工場、自力更生する工場に発展しました。ここ数年の間、企業では生産工程の現代化のための段階別目標を立て、実行してきました。

現代鋼鉄工業の精髄とも言える超高電力電気炉を工場の力と技術で作り、原料の投入から溶解にいたるすべての生産工程の現代化を実現したのはその一例です。そして無煙炭ガス化による高温空気燃焼技術を導入したガスの発生と圧延加熱炉の工程が新しく築かれました。こうして国の無尽蔵の燃料に依拠して圧延鋼材の生産を高い水準で正常化することができました。ここの人たちは成果に満足せず、さらなる現代化の目標を立てて、鉄鋼材の生産に引き続き力を入れています。

チョンリマ製鋼連合企業所第1鋼鉄職場のリュ・スンジュン副職長のお話です。

「これから鋼鉄生産の自立性を強め、部門別の内部の構造を新たな科学技術で固めるつもりです。そして圧延機の能力を最大限高め、圧延工程の現代化を進めてもっとたくさんの鉄鋼材を生産するでしょう。鋼鉄で国の経済発展に尽くしてきた企業の伝統を引き続き守っていきます」

自力更生の精神を胸に奮起したここの労働者たちの熱意によって国の鉄鋼材の生産能力は日増しに高まるでしょう。