共和国政府が進めるべき重要なこと

呉英淑（オ・ヨンスク）：敬愛する金正恩総書記は朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第7回会議で行なった施政演説で、現段階に於いて共和国政府が力強く進めるべき重要な事は国土管理と災害防止だという事について明らかにしました。

自然災害に十分に対応出来ないなら被害から立ち直るのに多くの時間と莫大な人的・物的資源が費やされ、国家の持続可能で正常な発展にハードルが出来ます。山と川が多く海岸線の長い朝鮮では国土管理即ち経済建設で、人民の生命・安全と国家の発展の必須の条件となります。

『水を治める事は天気を治める事』です。よって治水は中長期的なプロジェクトの下に進めるべき事だといえます。その為科学的な中長期プロジェクト、言い換えれば治水戦略を立てて実行する事が強調されています*1。

国中の川の水の調節能力を正しく判定しそれに基づいて干渉ポストも造っておき、水利制御システムを完備する等科学的な水の管理に励むようにしています。

施政演説ではまた、自然災害を最小化する為の国挙げての災害防止能力を強める事に引き続き大きな力を入れる事が強調されています。指し当たって大水が発生する時の人の救助に必要な人員と機材を、全ての道・市・郡に十分に揃えておくよう手配しています*2。

終わりに森林復旧と砂渓流工事・海岸防潮堤工事・道路改善を含めて、国土環境の保全と管理を全国的規模で一層力強く推し進める事が強調されています。

（政治―政策）

2022.12.22 サイト音声の聞き書き

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