共和国侵略を狙った武力増強

共和国侵略を狙った武力増強

先日、南朝鮮傀儡集団が防衛事業推進委員会会議で、所謂北に対する防御力の強化を云々し、その為の法案を審議し決定しました。

それによりますと傀儡集団は年末まで、機動ヘリ「スリオン」30機を陸軍に納入し、低高度地対空ミサイルM-SAMの生産を再開して来年から実戦配備しようとしています。また弾道弾早期警戒レーダーを海外から購入し、K2型戦車等各種装備の生産と導入を積極的に推進する事にしました。

こうした武力増強は、共和国に比べた自分達の軍事的劣勢を挽回する為の愚かな事です。傀儡集団は、各種装備の生産と導入が誰かの脅威と挑発に対応する為の防御力強化の措置であるかのように触れ込んでいます。しかしそれは防御の為のものではなく、明らかに共和国を侵略する為のものです。機動ヘリ「スリオン」だけを見ましても、それは空挺部隊を共和国の深部に進入させる為の典型的な先制攻撃用の装備です。低高度地対空ミサイルM-SAMとK2型戦車等も、共和国侵略の為の戦争演習で悪名を馳せています。こうした装備の大々的な増強配備が防御力強化の為のものだと見る人がいるでしょうか。

先日アメリカから桁外れの金額の装備を買い入れる事を約束し、その代償として弾道ミサイルの弾頭重量の制限措置から外れた南朝鮮傀儡集団は、2トン以上の弾頭重量の弾道ミサイルを開発する「弾道ミサイル司令部」を格上げさせる等と騒いでいます。これはアメリカの核戦争の尻馬に乗って共和国をターゲットにした戦争を必ず引き起こす為の無謀な軍事的挑発で、朝鮮半島の平和と安定を破壊し朝鮮民族の運命を危険に陥れようとの悪辣な反民族の罪です。

更に由々しいのは、南朝鮮傀儡集団の分別を失った武力増強が、朝鮮半島の情勢が一触即発の戦争瀬戸際に追い込まれているのと時を同じくしている事です。周知のようにトランプ集団は、共和国に対し軍事的選択肢も辞さないという暴言を矢鱈と吐いて、膨大な侵略武力を投入し核戦争演習を狂ったように展開しています。先日もアメリカの好戦勢力は、誰かに対する強力な警告と圧迫を云々して3つの原子力空母打撃軍を朝鮮東海に差し向け、共和国をターゲットにした大規模な戦争演習を行いました。その為朝鮮半島はいつ戦争が起きるとも限らない、極めて危険な情勢下に置かれています。

正にこうした時、傀儡集団が大々的な武力増強を図っているのは、鋭い緊張状態が続く朝鮮半島の情勢を更に激化させ、アメリカ軍事企業の腹を肥やす反民族の妄動だと言わざるを得ません。南朝鮮傀儡集団が共和国に対して脅威・挑発等と難癖をつけていますが、アメリカと共に共和国をターゲットにした戦争演習と武力増強に熱を上げながら、朝鮮半島の平和と安定を破壊する張本人としての犯罪的な正体を絶対に覆い隠す事は出来ません。

（時事評論）