共和国の自主権を侵すものは破滅を免れ得ない

共和国の自主権を侵すものは破滅を免れ得ない

アメリカが国連安保理をそそのかして朝鮮民主主義人民共和国の自衛の第3回地下核実験を口実に「制裁決議」なるものを作り上げ、南朝鮮傀儡集団と追従国家の武力まで投入して核戦争演習を繰り広げていることに朝鮮人民みなが怒りに燃えています。

社会科学院歴史研究所の研究者であるアカデミー会員候補、教授、博士のリ・ヨンファンさんとリ・フンヒョクさんのお話を聞いて見ましょう。

「この3月7日、アメリカの主導の下で国連安保理は共和国の第3回地下核実験を口実にまたもや『制裁決議』なるものを作り上げました。まったく持って不当千万なことだと思います。このたびの地下核実験はアメリカが共和国の合法的な衛星打ち上げの権利を乱暴に侵害し、共和国押しつぶし策動をエスカレートさせる状況下での共和国としてはやむをえない自衛の措置であり、誰もとやかく言うことのできない合法的な自主権の行使です。にもかかわらず、アメリカがまたもや国連安保理の『制裁決議』なるものを作り上げたのですから、これは共和国の自主権を抹殺しようとの策動の極みとでもいえるでしょう。今、南朝鮮ではアメリカ侵略軍と傀儡好戦勢力、それにアメリカ追従国の武力まで投入された中、火薬のにおい漂わせる核戦争演習が繰り広げられています。これはアメリカの共和国制裁が一般的な制裁の枠を超えた軍事的侵略を伴う侵略行為であることをそのまま見せています」

「アメリカははっきりと知るべきでしょう。今、アメリカと南朝鮮傀儡集団が共和国を何とかしてみようと無謀な戦争演習を繰り広げていますが、それはまさに、惨敗を重ねてきた悲惨な歴史を繰り返すという、おろかこの上ないことです。これまでの歴史がそれを語っているじゃないですか。1950年代にアメリカは共和国を併呑しようとリ・スンマン*1傀儡集団と追従国の雇い兵まで駆り出して襲い掛かりましたが、どうなったでしょう。与えられたのは敗北でしたね。また、武装情報収集艦『プエブロ』拿捕のときもそうだし、大型スパイ機『EC-121』撃墜のときもどれほど挑んできたでしょう。しかし、アメリカがひざを屈することで終わったじゃないですか。1990年代に、強盗丸出しの『核査察』を云々して、共和国を飲み込んでみようと躍起になり、情勢を緊張させましたが、結局は朝米基本合意書にサインし、大統領の保証書間を送る羽目になったじゃありませんか。新世紀に入ってもアメリカと南朝鮮傀儡集団は惨敗を味わうだけでした。歴史のこの教訓を忘れて、またもや共和国侵略戦争演習に躍起になっているアメリカと南朝鮮傀儡集団はもっとも悲惨な破滅の運命を免れえないでしょう」