共和国の住宅法

共和国の住宅法

朝鮮民主主義人民共和国住宅法は、人民に安定した文化的な生活条件をつくってやるのを使命としています。住宅法には住宅の建設と移管、受け渡しと登録、割り当て、使用と管理の諸問題が詳しく規定されています。

住宅法では、近代的な都会の住宅と農村住宅を国家負担で建設して、住民に宛がい、住宅の割り当てで人民の便宜を図る原則を堅持し、住宅利用の秩序を厳格に立てることにも触れています。

ここ数年の間に朝鮮では住宅建設が大々的に行われています。ピョンヤンでソンファ通り、ファソン通りと模範勤労者、功績者向けのポトン川の岸辺の段々式住宅エリアが建てられ、各地の農村で新居入りのニュースが次々と伝えられました。

建設費用は全て国もちで、人々に無料で宛がわれました。

住宅の割り当ての原則によりますと、英雄称号の受賞者、参戦老兵、戦傷栄誉軍人、軍から除隊した将校、教師、科学者、技術者、功績者、模範勤労者、三つ子の所帯と子をたくさん産んで育てる所帯にまず宛がうことになっています。

そして、困難かつ骨の折れる部門に勤める勤労者に住宅を宛がい、自然災害で家を失った所帯に義務的に宛がうなど、人民の便宜を最大限図っています。

住宅法は、定められた基準に合わないか、利便性と安全性、保健医療と衛生、文化的な面が保たれていないか、または同じ形の住宅建設の設計は承認できないということを規定しています。

昨年、建てられたリョンポ・ハウス農場の村に99種類の113棟の住宅が建てられたことを始め、一ヶ所の農村でも低層、平屋、段々式で、また屋根もろく屋根、傾斜式の屋根のように多様に設計されています。

住宅法は、公民皆が住宅の管理をきちんとするのを都市と村を美しくつくり、人民の生活上の便宜を図る上での重要な要求としています。朝鮮人民は、国から宛がわれた住宅を綺麗に整え、美しく変貌させることで公民の本分を全うしています。

今年も、朝鮮労働党は人民が一番喜ぶ住宅建設を第一義的に重要な政策として打ち出しました。これによって、ピョンヤンでファソン地区の第2段階の1万世帯の住宅建設と、ソポ地区のニュータウンの建設が行われており、全国の市、郡で計画された農村住宅の建設が本格的に推進されています。

人民の住宅問題を国家が責任もって解決するのは、朝鮮の社会主義制度の本来の要求です。

（政治―その他）