健康に良いコリョ薬種・鳩麦
鳩麦はイネ科ハトムギ族の薬用植物です。鳩麦は2000年以上も前から栽培されて来ました。しかし今のように鳩麦が薬種としてのはっきりとした価値を持ち、朝鮮で広く栽培されるようになったのは1960年代からでした。鳩麦は今、朝鮮の各道にある薬草農場と薬草管理所で栽培されています。鳩麦は栄養価が非常に高くその薬用効果も大です。
ピョンチョン・コリョ薬工場の技師 ユン・ジンオク
「鳩麦は本当によい薬種です。まず稲や小麦と言った他の穀物に比べて栄養価が非常に高いです」
100グラム当たりの栄養成分含量(グラム) |
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| 鳩麦 | 稲 | 小麦 |
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蛋白質 | 8~20 | 7~10 | 13~15 |
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脂質 | 2~8 | 0.2~2.5 | 1~2 |
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糖質 | 50~78 | 75~80 | 65~70 |
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注目されるのは蛋白質のアミノ酸の造成です。鳩麦の蛋白質を成しているアミノ酸は、その大部分が必ず食生活を通じてのみ摂取出来る必須アミノ酸です。鳩麦にはビタミンと鉱物質も非常に多く含まれています。
| ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2 |
鉱物質 | カリウム、鉄、カルシウム |
ピョンチョン・コリョ薬工場の技師 ユン・ジンオク
「鳩麦は高蛋白、高脂肪、高熱量の薬種です。しかし、いくらたくさん食べても絶対肥満しないのがこの鳩麦です。それは鳩麦に肥満を防止する植物性繊維素が含まれているからです。また、鳩麦は利尿作用が強く、心臓や肝臓疾患でむくみがくると、それを解消する能力がとても大きいと言えます」
鳩麦の治療効果
脾臓や胃、肺によく、熱、風、湿を無くす
潰瘍を治し、肺の結核、神経痛、糖尿病、胆石を予防する
皮膚の美容にも有効である
現代科学は駆虫と血圧降下、血糖降下、鎮静、鎮痛、解熱など、鳩麦の治療作用と癌細胞の増殖を抑止する作用について確証した
美味しくて消化にも良く日増しにその薬理作用が認められているイネ科植物の王である鳩麦は、人民の健康増進に大いに役立っています。
(今日の朝鮮)
2022.03.04サイト動画の聞き書き、字幕抜き書き