偉人の許で100年

偉人の許で100年

「金正恩元帥様、本当にありがとうございます」

敬愛する金正恩元帥から100歳の誕生日祝いのプレゼントをもらって感激に濡れる抗日革命家チョン・ムンジン*1さん。不世出の偉人の許で一世紀を過ごした抗日革命家。その人生の長い道のりにはどんないわれがあるのでしょうか。

孫嫁のリ・グムヒさん（녀）のお話です。

「金日成主席の思いやりと信頼、金正日総書記の恩情、そしてやさしい金正恩元帥様に見守られておばあさんがこのように長生きできたのだと思います」

抗日革命家チョン・ムンジンさんに対する金日成主席の思いやりは格別のものでした。主席がチョンさんを知るようになったのは1933年でした。中国の汪清でチョンさんに会った主席は、革命闘争の道で真の人生を輝かすよう暖かく導きました。チョン・ムンジンさんはそのときのことをこう振り返っています。

「主席は、革命の道で命をささげたり、凍え死んだり、飢え死にするかもしれないし、その道のりは厳しいが、同志と心を一つにして日本帝国主義に反対して戦うならいくらでも勝利することができるといいました」

主席は、遊撃区の中で反「民生団」闘争が繰り広げられていた時、「民生団」嫌疑者の濡れ衣を着せられていたチョン・ムンジンさんを救ってやり、病気の時には残りわずかな粟とわかめも惜しげなく送ってくれました。このほかにも抗日闘争をしていたとき、チョンさんにめぐらされた主席のおもいやりは並々ならぬものでした。

金日成主席は歳月がたった後も、チョン・ムンジンさんは汪清にいたとき、私の軍服を作ってくれたと感慨深く思い起こしました。チョンさんへの主席の思いやりは偉大な金正日総書記によって引き継がれました。総書記はチョンさんの70歳、80歳、90歳の誕生日ごとにプレゼントを贈り、主席が臨席する大会や記念撮影の機会ごとに栄光の場に臨むよう計らってくれました。

そして戦士としての本分を果たそうと、チョンさんが総書記に将軍の礼服を作って差し上げたときは、「1994年、12月14日、金正日、感謝します」との直筆を送ってくれました。そして、今日、偉大な主席と総書記の愛情をそのまま受け継いだ敬愛する金正恩元帥から、またもや100歳の誕生日祝いのプレゼントをもらったのですから、チョン・ムンジンさんはただただ感謝の思いでのどを詰まらせているのです。

「金正恩元帥様、本当にありがとうございます」

不世出の偉人の恩情と信頼は、チョン・ムンジンさんだけでない抗日革命家みなに永遠の命を授ける生命水だといえます。それで、抗日革命家の後裔をはじめ革命の継承者たちは、革命家たちがあゆんできたペクトゥ山の行軍の道を、金正恩元帥についてこの世の果てまで進む誓いに燃えているのです。

孫のチョン・フンさん（남）はこう話しています。

「私たちは祖父、祖母の世代が発揮したペクトゥ山の革命精神、指導者を決死の覚悟で守る精神をしっかり受け継いで、敬愛する金正恩元帥の先軍指導に忠実に従っていきます」