保健医療のあり方は

保健医療のあり方は

昨年12月、ピョンヤン市*1ピョンチョン区域*2に住むイム・グァンウォンという少年が虫垂炎の手術を受けるためコリョ医学総合病院に行きました。診察する過程に医師たちはイムさんに虫垂炎の他、脊椎側湾症があることを発見しました。

病院では虫垂炎を手術した後、ここの外科臨床研究室でイムさんの脊椎側湾症を治してあげることにしました。長時間にわたるカンファレンスでもっとも合理的な治療法が選ばれました。

ところが患者がとても虚弱な体質であることを知って、研究室の医師と看護士が多くの補い薬と栄養食を用意しました。患者が痛みを感じないよう、多くの時間を費やしてマッサージもし、親代わりになって色々と気を配りました。研究室の人みなが数十日間、イムさんの治療に全てを尽くしました。

退院の前にキムジョンテ電気機関車連合企業所の労働者であるイムさんの父と母は撮影したフィルムを通じて、息子の湾曲した脊椎が真っ直ぐに伸びていることを確認しました。息子を抱きしめて両親は感激の涙を流しました。

退院する日、医師、看護士との別れを惜しむ息子を見てはまた涙を流しました。息子の健康だけでなく、将来まで見守るここの人たちへの感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。

患者に真心を尽くす、これが社会主義の国の保健医療のあり方ではないでしょうか。

（今日の朝鮮）