人民のために仕える党に

人民のために仕える党に

朝鮮労働党は人民の運命を全て責任持って名実共に人民のために仕える党であり、人民により豊かで文化的な生活を与えるため闘う党です。朝鮮労働党の全ての路線と政策は人民の意志と要求を集大成したものであり、革命と建設に対する指導も愛情と信頼に基づく人民のための指導と言えます。

偉大な金正日総書記は朝鮮労働党を人民に仕える母なる党につくる過程に、1つの決定を採択し、新たな措置を取っても常に人民大衆の利益を優先させ、その実行に全てを服従させて来ました。

いつでしたか、関係部門の人たちがある道所在地を流れる川の上流のところに経済的に実利のある企業を建てることを企画していました。そこは企業の敷地としてはうってつけの所でした。

その川が住民地区の近くにあるというのが問題でしたが、汚水浄化の対策さえ徹底していればさほど問題になることもないと思っていました。このことを聞いた総書記は、その川は人民が利用する川なので、いくら対策を講じると言っても安心できないといい、敷地を他の所で探してみるよう指示しました。

数日後、新しい敷地を探したという話を聞いた総書記は満面に笑みをたたえ、工場の敷地を定める上で条件が色々あろうが、その中でも一番重要なのは、それが人民生活にどのような影響を及ぼすかということを慎重に考慮することだと言いました。そして、私たちは経済的に大きな実益が得られると言っても、人民に害を及ぼすようなことは絶対許せないと強調しました。

大きな利益が得られるといっても、国の川の1つも汚してはならず、更に人民生活に些かの影響も及ぼしてはならないというのが総書記の思いでした。人民の喜びに私の喜びがあり、人民の幸福の中に私の幸福もあるといって、生涯、人民の喜びと幸福のために全てを尽くした総書記でした。

実に、この地に建てられた大事なすべてのものは、人民の利益に全てを服従させてきた朝鮮労働党の政策あってこそのものなのです。

（偉人伝）