人徳と愛情

人徳と愛情

共和国の強大さと活力に満ちて突き進む気概は、社会中に溢れる人徳と愛情を離れて考えられません。新型コロナウイルスの流入で、建国以来の大動乱の時期となったチュチェ111（2022）年に、朝鮮人民の間では助け合い、導きあう美徳と美風が多く発揮されました。

当時、多くの人たちが医薬品と防疫用物資、食糧、資金などを治療予防機関と参戦老兵、戦傷栄誉軍人の家庭や生活に困っている家に送りました。全国的に8千個以上の各種移動式売店が設けられ、数万人のボランティアが食糧と医薬品、生活必需品の宅配に加わりました。

ピョンヤン・ハウス農場の作業班長キム・ミョンスンさんのお話です。

「建国以来の大動乱の時期だった2022年の90日余りのことを今も忘れられません。当時、敬愛する金正恩総書記は、国家防疫活動が最大非常防疫体制へと移転して二日目の5月14日、朝鮮労働党中央委員会政治局協議会を招集し、厳しい時ほど、助け合い、労わり合う朝鮮の社会の人徳と愛情は、いかなる最新医療科学技術よりも威力ある防疫大勝の秘訣、保証となるとし、共産主義的美徳と美風をより強く発揮することについて述べました。そして、総書記が国中の家庭に平穏と笑いが再び訪れることを切に願う思いで、自宅で用意した常備薬を困難な世帯に送ってほしいと願い出たニュースをテレビと放送を通じて聞き、私も総書記の意図に従いたいと思いました。それで、家庭に貯蓄しておいたいくらかの物資を助けを求める世帯に送りました。金正恩総書記は私の取るに足りない行いも大きく買って、全国非常防疫総括会議に参加させ、高く評価しました。会議で総書記が助け合い、導きあう朝鮮人民の姿から何事にも比べられない大きな力を得た、このような人民と一緒なら、いかなる試練も乗りきり、必ず勝つとの確信を一層固めたと強く言ったとき、私は助け合い、導きあう私たちの力がどれほど大きいものなのかを改めて痛感しました」

昨年、朝鮮人民は人徳と愛情の力で、羽振りを利かせていた防疫危機を最短期間内に制圧し、防疫大戦で勝利することができました。

（政治―為民献身）