二毛作

二毛作

二毛作は朝鮮労働党の重要な農業政策の一つです。

山が多く耕地面積が限られている共和国で穀物増産の予備は二毛作にあります。収量の多い品種を積極的に受け入れ農業を科学的・技術的に営むと同時に、二毛作を大々的に行なうと耕地の利用度を高めて面積当たりの収量を遥かに高める事が出来ます。

共和国では地帯的特性を生かして穀物対穀物、穀物対ジャガイモを基本としながら穀物対野菜、穀物対工芸作物等色々な方法で二毛作を行なっています。そしてこれを水田にも畑にも取り入れています。

北部地域の不利な自然気候条件の下で三毛作を成功させた慈江道*1長江郡*2所在地協同農場では苦心の末、色々な先進的な栽培方法と技術を取り入れました。また平安北道*3泰川郡*4の銀興協同農場と咸鏡南道*5咸州郡*6の東峯協同農場（東峰協同農場）でも、二毛作で収量を飛躍的に増やしました。

こうした経験はどの地域でも二毛作・三毛作によってヘクタール当たりの収量を高められるという事を確証しています。年平均気温が低く農作物の生育の適温を維持出来ない地域でも安全な二毛作の出来る先進的な営農技術と方法を取り入れ、二毛作の成果を科学的・技術的に裏打ちしています。

今、共和国では二毛作に有利な優良種を開発し、農法もそれに合わせて改善して二毛作の面積を引き続き増やし、表・裏作共に穀物生産の計画を達成しています。

（チュチェ思想）