世界覇権をかけて

世界覇権をかけて

朝鮮の大学生は科学と技術で国を支え、輝かせる人材にしっかり準備しています。キムチェク工業総合大学のリュ・ソンチョルさんもその中の一人です。

同大学の教員キル・チョルリムさんのお話です。

「リュ・ソンチョルさんは大学の自慢です。リュさんの国際コンクールでの成果は、IT分野で世界覇権を握る高い目標を立て、粘り強く努力した結果だと思います」

リュさんは大学での学科コンテストやプログラムコンクールでナンバーワンのポジションを譲ることがありません。IT分野のナンバーワンになる、これがリュさんの目標で、目標達成のため寸暇を惜しんで勉強に励みました。放課後は電子図書館で学んだ知識を固め、ITの世界に打ち込みました。

日が経つにつれてリュさんの知識は高まり、世界のプログラマーに挑戦したい衝動に駆られました。リュさんは国際的なインターネットプログラムコンクールの一つである「コードシェフ」に参加するのを目標にしました。それでコンクールに必要な知識を得るため本とインターネット資料を充分研究し、色々な面での解釈のコツも探しました。

また、これまでのコンクールで評価の高いプログラムを参考にして自分流の独特な作成法を一つ一つ完成しました。帰宅後もコンピューターの前で夜を明かしました。チュチェ104（2015）年、リュさんは「コードシェフ」の各コンクールで3連覇を果たし、ネット上に共和国の旗をなびかせました。

リュ・ソンチョルさんのお話です。

「これからも一生懸命勉強して実力のある科学技術人材に準備するつもりです。それで社会主義強国の建設を高い科学技術の成果で支えるナンバーワンの科学者になる思いです」

IT分野で世界の覇権を握る一念に燃え、リュさんは今も探究の日々を送っています。