不許可にしたこと

不許可にしたこと

今、共和国のいずこにも国と革命、時代と歴史に尽くして偉大な業績を残した偉大な金日成主席と偉大な金正日総書記の銅像が建てられています。

金日成主席と金正日総書記の銅像を建てたのは歴史と人民の最大の敬意の表れで、民族の偉大な恩人を永遠に仰ぐ朝鮮の軍人と人民皆の清らかな徳義心と揺ぎ無い意志の貴い精華です。1990年代の末ごろにあったことです。

当時、誕生60周年を迎える総書記の銅像を建てることを心から望んでいる人民軍軍人と人民の手紙が党中央委員会宛に多く寄せられました。抗日革命参加者は総書記の銅像を建てるようになったので、もう心残りがなくなったといって、積極的に支持しました。ところが人民が望むものなら空の星をもとってくる思いの総書記でしたが、自分の銅像を建てることには強く反対しました。

ある日、総書記は周りの人たちに、今、私は金日成主席の革命偉業を引き継いで国を統一し、社会主義強国を建てることばかり考えているのに、なぜ、望んでもいない銅像を建てようとするのか理解に苦しい、私は主席の戦士として主席の一生の意志を継いで、朝鮮人民に豊かな暮らしをさせ、国を統一し、チュチェの革命偉業を達成すべき歴史的使命を担っている、と言って、銅像を建てる提案を固く辞退しました。結局、総書記の銅像を建てようとの人民の切なる願いは実現できませんでした。

革命に尽くして偉大な業績を残した金正日総書記の銅像を建てようとの人民の願いは敬愛する最高指導者金正恩元帥の気高い忠誠心と徳義心によって叶えられました。