リンゴの海

リンゴの海

春に真っ白い花が咲いて香りを一杯漂わせていた大同江果樹総合農場が、秋には枝もたわわに熟したリンゴの海に変わります。

敬愛する最高指導者金正恩委員長は大同江果樹総合農場を大規模な果物産地に作る為、数回に亘って現地指導しました。

農場が生まれて初めての大豊作をもたらしたチュチェ104年（2015）8月17日も金正恩委員長は「あまりにも嬉しくて訪ねて来た」とし、農場を見て回りました。そして畑に入って1本当たりのリンゴの数と1個当たりの重さも量ってみて、「地面がへこむほど多くのリンゴが生った。素晴らしい、大したものだ」と言って軽く笑いました。

枝もたわわなリンゴを長い事見ていた金正恩委員長は、「果物を貰って喜ぶ人民の事を思えば気持ちが良い。見ただけで満腹するようだ。国が興る兆しだ」と言いました。

この日、金正恩委員長は「果樹栽培で基本は種だ」と言って、生産性が高く味が良い果物の生産を増やす為の方途も教えました。金正恩委員長の教え通りに春から夏にかけて果樹栽培に励んで来たここの人達は、翌年にその前の年よりもっと多くの果物を生産しました。

金正恩委員長は1年振りにまた農場を訪れました。金正恩委員長は枝が曲がるほど連なっている1個1個のリンゴに触ってみて、「葉が半分、リンゴが半分にある。まるでブドウの房のようだ」と言いました。そして果物の大豊作をもたらした農場の人達の労をねぎらいました。

これは単なる実り豊かな秋特有の風景だけではありません。

朝鮮人民により多くの果物を食べさせようと、何度も現地に赴いて詳しく指導した金正恩委員長の配慮によるものです。

（今日の朝鮮）