ミレ科学技術院

ミレ科学技術院

こちらは教育と科学研究、生産の一体化が実現した金策工業総合大学のミレ科学技術院ですここには先端技術製品の開発と生産、製品の検査に必要な設備完備の開発室と実験室、検査室等が立派に整えられています。

展示場には金策工業総合大学で新しく開発した原子発光スペクトル分析器等、数百点の技術製品が展示されています。展示場を通じて、工業で導入一般化の価値の大きい技術製品の普及と流通が行われています。

ミレ科学技術院副院長リ・ソンスさん。

「ミレ科学技術院では総合監視及び司令室を通じて教育のカリキュラムの執行はもちろん、先端製品の開発、製品の検査、販売が同時に行なわれています。また、資料と需要の調査を通じて研究のネタが選択され、それに応じて研究開発チームの構成と先端技術製品の開発、生産が行われています」

ミレ科学技術院では今年、生態環境の測定に必要な数十点の電子センサー等をはじめ、人民経済各部門で切実に求められている数千点の新技術製品を開発する目標を立てました。

電子センサーの開発生産エリア、分析機器の開発生産エリア、ナノ製品の開発生産エリアをはじめ全ての開発生産エリアで、研究者達は情熱を捧げてクリエイトしています。

研究者カン・チョルチンさん。

「私たちは工業のビタミンと呼ばれる各種のレアアースの材料を開発しています。まず、高純度のレアアース元素を分離し、これに基づいて様々な標準物質と機能性材料を作り出しています」

競争力のある技術を開発して、世界を先駆けようとする自信と気迫が感じられます。

研究室主任チョン・リョンジンさん。

「私たちは国の経済発展と人民生活の向上に実質的に寄与する先端技術製品を開発し、科学研究と生産を密着させています」

国の科学技術の発展で重要な役割りをするミレ科学技術院、今後の成果が期待されます。

（今日の朝鮮）