ペクトゥ山地区の革命戦跡地を訪れて

ペクトゥ山地区の革命戦跡地を訪れて

敬愛する最高指導者金正恩委員長は、チュチェ108（2019）年11月末から12月初めにかけて、朝鮮北部のペクトゥ山地区に位置する革命戦跡地を訪れました。

ペクトゥ山地区の革命戦跡地には、偉大な金日成主席の抗日武装闘争の業績が秘められています。金正恩委員長は、ここの革命戦跡地を見て、革命伝統の教育を強めるのは目下の朝鮮革命の戦略的課題だ、と言いました。そして、われわれは常にペクトゥの攻撃思想で生き、闘わなければならないとし、ペクトゥの革命伝統に貫かれている偉大な思想と精神でしっかり武装するのは革命の代を継ぐ重要な死活問題だ、と言いました。

金正恩委員長のこの言葉は革命伝統を守り、発展させるための革命の指針であり、チュチェの革命偉業の最終的勝利を早めるための進路を示した不滅の旗印です。

（今日の朝鮮）

---

8月15日は、朝鮮解放の日である。偉大な金日成主席は、ペクトゥ山*1を中心として20年もの間、抗日革命闘争を展開し、チュチェ34（1945）年8月15日、国を取り戻した。ペクトゥ山地区の戦跡地には国を解放した金日成主席の業績と国を取り戻すための血戦を交えた抗日革命家の魂が宿っている。

秘密のベースキャンプであるペクトゥ山密営

1930年代後半から1940年代前半まで朝鮮革命の司令部が位置していたペクトゥ山地区秘密根拠地の中心的な密営である。

　金日成主席がいたペクトゥ山密営の司令部

　ペクトゥ山密営の金正日総書記の生家

　隊員室

ポチョンボ革命戦跡地

チュチェ26（1937）年6月4日の夜、金日成主席の指導の下、ポチョンボ戦闘が行われた。ポチョンボ戦闘は日本帝国主義の支配下で苦しんでいた国内の人民に、朝鮮は死なずに生きており、日帝と闘えば必ず勝利するとの信念を持たせた。ポチョンボ革命戦跡地には、朝鮮人民革命軍の襲撃を受けた敵の統治機関が、戦闘当時の姿そのままに保存されている。

　ポチョンボ戦闘の指揮所

　銃弾の跡が残る警察官駐在所

チョンボン宿営地

チュチェ28（1939）年5月、金日成主席はムサン地区進攻作戦のために国内に進出した。チョンボン宿営地は、主席が5月18日、朝鮮人民革命軍の主力部隊を率いて祖国に進出し、第1夜を送ったところである。

　ムサン地区進攻作戦の計画を練る金日成主席

　朝鮮人民革命軍の隊員たちが木に刻んだスローガン

サムジヨン革命戦跡地

チュチェ28（1939）年5月18日、チョンボンという峰で宿営した部隊は、5月19日はコンチャンで、5月20日はペゲ峰で宿営し、5月21日、サムジヨンで小休止した。サムジヨンの湖畔には、主席の不滅の業績を伝えるサムジヨン大記念碑がある。

テホンダン革命戦跡地

チュチェ28（1939）年5月23日、金日成主席の指揮の下、テホンダン戦闘が行われた。テホンダン革命戦跡地には、テホンダン戦闘をはじめムサン地区戦闘での輝かしい勝利を今に伝えるムサン地区戦闘勝利記念塔がある。また、泉と機関銃座、テホンダン戦闘で戦死した抗日革命家のキム・セオクさんの胸像などがある。

　ムサン地区戦闘勝利記念塔

　テホンダン戦闘の指揮所

　抗日革命家のキム・セオクさんの胸像

朝鮮では、すべての人がペクトゥ山地区の革命戦跡地巡りに参加している。分けても、冬は雪道を踏み分けながら、抗日の革命先達がなめた苦難と試練のほどをじかに体験している。

（偉人伝）

---