ペクトゥ山の生家の思い出

ペクトゥ山の生家の思い出

朝鮮北部のリャンガン道*1にペクトゥ山*2があります。ペクトゥ山は、朝鮮民族の魂が宿っている父祖の山です。

ペクトゥ山のふもとには、偉大な金正日総書記の生家があります。ペクトゥ山の密林で誕生して、抗日戦争の銃砲声を子守唄にして成長した総書記にとって、故郷のペクトゥ山の思い出は格別のものでした。

ずっと前のことですが、総書記が深い思いをしたためたことがあります。

・・・
朝、降り積もる雪を見ると、果てしなく思いを馳せる所がある。
祖国の朝が始まるペクトゥ山である。
今頃、ペクトゥ山は大雪に覆われているだろう。
太古の原生林、銃弾と砲弾が炸裂した激戦場も、白銀の中、一日の始まりを急ぎながら夜明けを迎えているだろう。
あ、ペクトゥ山！・・・

常にペクトゥ山に思いを馳せていた総書記は、酷寒の中、ペクトゥ山地区の革命戦跡地をたびたび訪ね、ペクトゥ山の吹雪を突いて、金日成主席が切り開いたチュチェの革命偉業をあくまで完成する不屈の意志と胆力を強くしました。

ペクトゥ山への愛情を祖国愛、人民愛そのものとみなし、ペクトゥ山の生家の前を流れるソベクス*3の美しい雪景色を胸に秘めて、人民の幸せのために吹雪を突いた総書記でした。

今、朝鮮人民は、国と人民のために尽くして不滅の業績を残した金正日総書記を偲ぶ思いを胸に、ペクトゥ山の生家を訪れています。