ピョンサン郡の移り変わり

平山郡の移り変わり

共和国のファンヘ北道*1にピョンサンという郡*2があります。平らな山が多いとしてピョンサンと呼んでいます。風化土の多いピョンサン郡は、国の解放前、作物もよくできず、人々の暮らしも苦しいでした。

解放直後から偉大な金日成主席は国事に多忙な中にも郡の人民の暮らしをよくしようとピョンサン郡を何度も訪れました。主席は、土地が悪いと言ってそのままにして置いてはなりません、悪い土地であるほど懸命に取り組んで改良しなければなりません、と教えました。そして、郡機関所在地の各所を訪れて国土建設と新しい世代の教育の展望も明るく示しました。

チュチェ52年、1963年2月、金日成主席の意を体してピョンサン郡を訪れた偉大な金正日総書記は、主席の教え通りに土地を改良してその利用率を高めるようにと述べました。そして、農民の生活水準を高める上で基本は農作を着実に行って穀物のヘクタール当たりの収量を増やすことだとし、ピョンサン郡一帯はほとんどが風化土であるので焼土作業も大々的に行い、有機肥料も多く出さなければならないと一つ一つ教えました。また、農民の暮らしを豊かにするためには畜産と果樹、養蚕業を広く行わなければならないと述べました。

金日成主席と金正日総書記の教え通りにピョンサン郡は土地を改良するため奮闘して次第に穀物のヘクタール当たりの収量を増やしました。小山には果樹園をつくり、谷間には草原をつくって山羊と羊、牛などを放牧しています。また、地場産業に大きな力を入れてその力を高く発揮させています。

今、ピョンサン郡は社会主義的文化生活が思う存分享受できるようになり、郡の人民の暮らしがいっそう豊かになっています。

ピョンサン郡人民委員会の事務長ユン・グァンさんのお話です。

「2004年11月、偉大な金正日総書記はピョンサン郡をまたもや訪れました。総書記は、ピョンサン郡を立派につくりました、道路の舗装も立派に行いました、国中のすべての市、郡がピョンサン郡機関所在地のようになったらどんなに良いでしょうか、と言い、私たちの小さな行いを高く評価して下さいました。自分の住む街と村を手入れするのは当たり前のことなのにお褒めの言葉に接して私たちは胸が熱くなりました。私たちはこれからも社会主義にふさわしい景観が広がった郡につくるため奮闘するつもりです」

不世出の偉人たちの指導の足跡が残るピョンサン郡はこれからもっと住み良い人民の楽土になるでしょう。