テドン川の浮遊式網の生簀の養魚場

大同川の浮遊式網の生簀の養魚場

朝鮮で養魚に本腰を入れています。ピョンヤンの都心を流れるテドン川*1の真中にオートメ化された現代的な浮遊式網の生簀の養魚場が新設されました。

千数百平方メートルの面積を持つこの養魚場は各種の淡水魚を養魚できる網の生簀や制御センター、資料倉庫、休憩室などからなっています。制御センターには水温、ペーハー、酸素量をリアルタイムで測定し、網の生簀別の飼料供給量と供給回数、供給時間はもちろん、蛾取り用施設、電飾などを自動コントロールできる総合的な管理システムを構築しました。

雨期には安全に移動させ、冬場は川底に沈み下がっていくよう網の生簀を設けて季節に拘らず養魚ができます。また水深別に生息場所が違う魚の特性を利用してハクレン、革鯉、鯉、貝などの網の生簀を階段式に配置したばかりか、飼料供給量を極力減らしながら水質汚染を防ぐシステムとなっています。

チュチェ104（2015）年11月、敬愛する金正恩元帥はテドン川に新設された浮遊式網の生簀の養魚場を現地指導しました。テドン川の風景と調和した浮遊式網の生簀の養魚場の全景は見るほどさっぱりとしていました。

金正恩元帥は日増しに移り変わるピョンヤンの姿を一層美しく飾る風景だ、省力と飼料の節約が可能であるばかりか、魚の生産量を増やせる網の生簀の養魚を一般化しなければ、と言いました。

三面が海に囲まれ、川と湖が多い朝鮮で浮遊式網の生簀の養魚は人民に裕福な生活をもたらすための重要な方法のひとつです。元帥は浮遊式網の生簀の養魚は人民に魚をふんだんに食べさせるための大きな予備の一つだとして、各道、市、郡にも現代的な浮遊式網の生簀の養魚場を設けるべきだと念を押しました。

今、朝鮮では網の生簀の養魚の現代化、科学化をより高い水準で実現するために励んでいます。遠からず、朝鮮は世界的な養魚の国となって人民の食卓を潤すでしょう。