チョンチュン街のスポーツ村

チョンチュン街のスポーツ村

ピョンヤンのチョンチュン街*1のスポーツ村はチュチェ77（1988）年に竣工しました。バスケットボール、バレーボール、卓球、ウエートリフティング、水泳など、数十種目のスポーツ競技ができる競技館と選手向けのレストラン、ホテルなどのサービス施設が揃った総合的なスポーツ文化施設です。

チュチェ102（2013）年3月8日、敬愛する最高指導者金正恩委員長はチョンチュン街のスポーツ村を訪れました。スポーツ村を一新する構想を持って現地に赴いた委員長は、各競技館とレストラン、ホテルを見て、増改築の詳しい方向付けをしました。

バスケットボール競技館を見ては、競技ホールと選手待合室の防音や温度維持の対策を正しく立てるようにし、卓球競技館では選手たちに良質の運動器具を送るべきだと言いました。

ウエートリフティング競技館ではスポーツ施設に関する世界レベルの資料を多く参考して設計をよくするべきだと言いました。この日、委員長は選手向けのレストランも見ました。

責任者のコ・ギョンヒさんのお話です。

「金正恩委員長がレストランを見た時は、夕食の準備最中の時でした。それで厨房のあちこちに食肉と水産物、卵などの食材がたくさんありました。見ただけでも腹がいっぱいになる思いでした。金正恩委員長は食材はどこで購入し、料理の数や質はどうなのか、そして、選手たちが一番好む料理は何なのか細かく聞いて見ました。優しいその姿はわが子にひとつでも美味しいものをもっとたくさん作ってやりたくて腐心する親の姿そのものでした」

この日、金正恩委員長はチョンチュン街のスポーツ村の競技館を増改築する際、選手向けのレストランも立派につくってあげようと言いました。チュチェ103（2014）年3月、増改築されたチョンチュン街のスポーツ村の竣工式がありました。

国際競技で国の栄誉を轟かせ、人民に民族の誇りを持たせる選手たちへの金正恩委員長の温情はこのようにチョンチュン街のスポーツ村にも込められています。

（今日の朝鮮）