キムチェク工業総合大学

金策工業総合大学

ピョンヤンのチュン区域*1にあるキムチェク工業総合大学*2は、国の科学技術人材の養成の最高学府として、70年余りの歴史を持っています。朝鮮で科学技術と社会主義経済の発展に多大な寄与をする権威ある大学です。

チュチェ37（1948）年9月27日に設立されたピョンヤン工業大学が前身で、当時はいくつかの学部に数十人の教師と千人余りの学生がいました。大学は、現在、数十の単科大学、学部、研究所に数百人のアカデミー会員、教授、博士を含む数千人の教師、研究者、そして多くの学生と大学院生からなる技術総合大学になりました。

大学が歩んできた誇らしい道のりには、国の発展のために心血を注いだペクトゥ山の不世出の偉人たちの業績が宿っています。それで、敬愛する最高指導者金正恩委員長は、機会あるたびに、キムチェク工業総合大学を重視するとし、国の経済を発展させ、科学技術をリードする上でこの大学を先頭に立たせました。

そして、チュチェ103（2014）年11月、近代的な食品工場を見て、生産工程のオートメ化、近代化をハイレベルで実現した工場では、必ずキムチェク工業総合大学が一役買ったと聞いているが、その度に喜びを禁じえないと言いました。

この日、金正恩委員長はキムチェク工業総合大学は名実ともに国の経済発展を力強くリードする機関車だとし、キムチェク工業総合大学を大きく信じていると言いました。

キムチェク工業総合大学の教授、博士キム・ガンソプさんはこう話します。

「金正恩委員長は昨年９月、大学を訪れ、大学設立70周年を迎える教師と研究者のみなを祝い、栄光の記念写真を撮りました。そして設立70周年を迎える大学がこの機会を教育と科学研究をワンステップ引き上げる契機にすべきだとし、具体的な課題を示しました。金正恩委員長が教育者に施す大きな配慮と信頼を胸に、地球物理学分野の教育と科学研究に励んで国の地下資源をより多く、より正確に探し出すようにし、国の地質探査の発展を担う人材を育てるためすべてを尽くすつもりです」

（今日の朝鮮）