キミョン岩

鬼面岩

キミョン岩は、世界的な名山クムガン山*1の外クムガンエリアにある奇岩です。花崗岩が長い地質時代を経て風化される過程に出来たものです。キミョン岩は、妙ながら美しい形をしています。

岩の柱とその上に乗っかっている石の形がとても神秘なので、昔の人はまるで「鬼」の顔に似ているといって、鬼の面、鬼面岩、キミョン岩と名づけました。岩の柱の上の奇妙な石が今にでも転げ落ちるようなので、人々の目を引きます。

キミョン岩の岩の隙に根を下ろして育つつつじなどの植物が、春には花を咲かせ、秋には紅葉してここの景色を際立たせます。

学術研究で意義があり、外クムガンエリアの風致を引き立てるキミョン岩は、チュチェ69（1980）年1月、天然記念物第224号に指定されました。

（観光）