また送った綿入れ

また送った綿入れ

ペクトゥ山英雄青年発電所*1の建設の時のことです。発電所の名を見ても分かりますが、この発電所は、朝鮮の青年たちが建てた創造物です。ペクトゥ山地区は朝鮮で一番、寒いところです。青年たちは、氷点下30度～40度の酷寒と時となく降り注ぐ雪、吹きすさぶ強風など、最悪の条件下で発電所を建設しました。

ペクトゥ山英雄青年発電所の建設に参加した労働英雄の称号を受けたホン・グァンイルさんのお話です。

「私はペクトゥ山英雄青年発電所の建設に9年間、携わりました。9回の冬の中でも一番忘れられないのは2016年の冬、ペクトゥ山英雄青年第3号発電所の建設最中の時でした。私たちは敬愛する金正恩総書記からの綿入れをもらいました。思いもよらないことで、全く驚かざるを得ませんでした。それもそのはず、わずか2ヵ月前に、総書記からの綿入れと冬着、防寒靴と手袋、毛布に至るまで全てをもらった私たちですが、このようにまた、綿入れを送るとは本当に知りませんでした。分厚いその綿入れのお陰で青年たちは、厳しい寒さの中でも寒さを感じず、発電所の建設を4ヵ月も早めることができました」

チュチェ105（2016）年4月22日、金正恩総書記は完工したペクトゥ山英雄青年第3号発電所を見て、青年建設者が冬には水力発電所の建設が不可能だとの既存の建設工法にピリオドを打った、と言ってとても喜びました。

愛情は信頼を生み、信頼は底知れない力を生むものです。

（政治―為民献身）