またもや世界のサーカス界を驚嘆させた朝鮮

チュチェ107（2018）年9月、モスクワで「イドル2018」世界サーカス芸術祭が開かれました。芸術祭には、朝鮮をはじめ13ヵ国から130人余りのサーカス俳優が参加し、30編あまりの作品が披露されました。

国立サーカス団の課長リ・ギョンスさんのお話です。

「体力サーカス『鉄線渡り』を用意して芸術祭に参加した朝鮮のサーカス俳優たちは、高い技巧をこなして、グランプリのイドル金賞と観客評価金賞、マスコミ金賞に輝きました。これまでのイドル世界サーカス芸術祭で、1つの作品に3つの金賞が授けられたのは初めてだといいます。朝鮮のサーカスを見た祭典組織委員会と審査委員会の各委員長をはじめ主催者と観客は、『朝鮮のサーカスは世界最高だ、技巧や芸術の面、音楽も世界のサーカスのモデルだ、朝鮮のサーカスが参加して芸術祭の地位が高まった』と感動を表し、これから朝鮮のサーカスがイドル芸術祭に参加し続けることを希望しました」

朝鮮の体力サーカス「鉄線渡り」は、高く険しい峰を越えて送電線の鉄塔を建てる勇敢な鳶職の姿を芸術的に表しています。作品は、栄える時代の躍動感を高い技巧とリアルな芸術的表現で表して、誇らしい奇跡を生み出す主人公たちを、強い雨風を突いて飛び交う山頂の鳶になぞらえています。

4人組の作品は、安全ベルトや網もない高さ6メートルの細い鉄線の上で、とんぼ返りと3人飛び越えなど難度の演技を披露したことで、参加者の絶賛を博しました。

またもや、世界のサーカス界を驚嘆させた朝鮮のサーカス俳優たち。今も、世界をリードする意気込みで互いに切磋琢磨し、猛訓練に打ち込んでいます。

国立サーカス団の俳優リム・ウンイルさんのお話です。