まじめな勤労者

まじめな勤労者

朝鮮には自分の持ち場に愛着を抱いて、陰日なたなく一生涯をまじめに働いている人が数多くいます。

その中にはテアン重機連合企業所の圧延職場で職長を務めているアン・グァンソンさんもいます。アンさんは皆に尊敬される社会主義愛国功労者です。企業所の発明家と呼ばれるアンさんは、職場の従業員皆がスキルアップで生産工程の近代化のためのアイディアを一つ以上出すようにしました。いいアイディアはみなが積極的に手伝うようにし、経験発表会もたびたび開いて熱意をしめすようにしました。その過程に職場には助け合い、導きあう気風が確立し、生産の先行工程を裏打ちできる物質的・技術的土台がしっかり固められました。

昨年、ピョンヤンのポトン川*1の岸辺に建てられたキョンルという町*2の豪華版の住宅に入居した勤労者の中には、70歳を間近にしている年寄りもいます。西ピョンヤン・トロリーバス事業所の運転手であるト・ジュンギルさんです。数十年にわたり、トさんが走った運行距離は数百万キロメートル、運んだ旅客は延べ数千万人に及びます。トさんは複数の創意工夫をして、バスの実働率を高めるのに貢献し、交代後には他の運転手の整備も助けてあげました。トさんは今もハンドルを放さず、市民を運んでいます。

コリョ食品加工工場のチェ・ボクスンさんは名だたる労働者の発明家で博士です。働きながら学ぶ教育システムに加わって、大学の勉強をしたチェさんは、発明証書など多くの証書を授かり、いくつかの小論文も雑誌などに出しています。そして工場の生産正常化のための技術上の難題も解決して博士号を取得しました。一般の労働者が博士号まで取得するとは、と聞かれることもありますが、そのたびにチェさんは、幼い時に両親に死に分かれたが、私兄弟は一点の陰りもなく思う存分学び、幸せに育った、それで国の恩に報いる思いで尽くしただけだと言っています。

ファンヘ南道*3シンチョン郡*4ウォンアム農場の農場員だったリム・チョルフンさんは、年々、故郷に豊作をもたらそうと一生懸命働きました。リムさんは、働きながら学ぶ教育システムに入って、シンチョン技術大学、ケウンサン・サリウォン農業大学、金日成総合大学を卒業し、自分が受け持った10ヘクタールの田畑に進んだ営農方法を取り入れました。こうして災害性異常気象の中でも多収穫を出し、多くの穀物を愛国の思いで国に寄贈しました。額に汗して多収穫をもたらしたリムさんは、昨年の1月と4月、敬愛する金正恩総書記と共に記念写真を撮る光栄に浴しました。今はシンチョン郡農業経営委員会に勤めており、郡の農業生産を増やすため尽くしています。

このように自分の持ち場に愛着を抱いてまじめに働いている有名無名の愛国的な勤労者がいて、国が栄え、社会主義楽土が光り輝いているのです。

（フィーチャー　社会主義的勤労者）