2022年1月30日ニュース抜粋
金正恩総書記が朝鮮農業勤労者同盟第9回大会の参加者に送った書簡「農業勤労者同盟は朝鮮式社会主義農村の発展のためのたたかいで先鋒部隊になろう」
金正恩
農業勤労者同盟は朝鮮式社会主義農村の発展のための闘いで先鋒部隊になろう
(朝鮮農業勤労者同盟第9回大会の参加者に送った書簡)
チュチェ111(2022)年1月27日
朝鮮労働党中央委員会第8期第4回総会で示された戦略的方針に従って、わが国家の富強・発展と人民の福利のための闘争が新たな高揚期を迎え、朝鮮式社会主義農村発展の偉大な新時代が開かれている時期に朝鮮農業勤労者同盟第9回大会が開催されました。
今回の大会は、新時代の農村革命、農村振興の歴史的偉業の遂行において農業勤労者同盟の位置と任務を再確認し、全国の農業勤労者と同盟員を社会主義農村の進歩と変革のための新しい闘争へと立ち上がらせる上で重要な里程標を立てることになるでしょう。
私は、朝鮮農業勤労者同盟第9回大会が、社会主義農村の飛躍的発展を強く推し進めて社会主義建設の全面的発展を成し遂げようとする党の意図と、全ての農業勤労者と同盟員の高揚した革命的気勢と熱意に即して同盟活動を再整備し、新たに革新する転機になるであろうことを確信しつつ、党中央委員会の名で熱烈な祝賀を送ります。
私はまた、わが党の示した社会主義農村建設の目標を立派に実現していく強い覚悟と決意を抱き、今年度の営農に取り組んだ全国の農業勤労者と同盟員に熱い戦闘的なあいさつを送ります。
われわれの農業勤労者はいつも変わることなく党と志を同じくし、社会主義と運命を共にしながら農村の革命陣地を固守し、米をもって党と革命を守ってきた忠実で、愛国的な勤労者です。
わが党と人民が史上最悪の難関の中で国力強化の新たな全盛期を開いた勝利の闘争の道程で、農業勤労者は党の心配、国の困難を自分の苦痛とみなし、社会主義建設の主要攻略部門で心魂を傾けて奮闘することにより、ほぼ毎年農業生産を伸ばす誇るべき成果を収めました。
農業勤労者と同盟員は、昨年にも長期化する非常防疫状況によって類例なく多くのものが不足し、災害性異常気象が続く不利な環境の中で、党の指示通りにすれば農業生産を十分に増やせるという信念を抱いてねばり強く農作を営んで、わが党の農業政策の正当性を今一度実践をもって実証し、第8回党大会の決定貫徹に決起した全国の人民に大きな力と鼓舞を与えました。
私は、昨年度の穀物生産計画を超過遂行して、真心こもった愛国米を献納した延安郡桃南協同農場第12作業班の農場員たちと栄光郡上中協同農場の農場員たちが送ってきた手紙から、たとえ自分たちはいくら苦しくても、かえって党に力を与え、国にいささかなりとも役立てようとする全国の農業勤労者と農業勤労者同盟員の宝のような心と高潔な精神世界を読み取り、常に党に全てを託し忠実に従う、このような素晴らしい人民のためにより多くの仕事をする決心を固めました。
朝鮮式社会主義を固守し前進させるための苦難に満ちた闘争の道程で誰よりも苦労をしたわれわれの農業勤労者に、裕福で文化的な社会主義理想郷で幸せな生活を思う存分享受させようとするのは、わが党の確固たる意志です。
党中央委員会第8期第4回総会は、社会主義建設の全面的発展を成し遂げる上で、農村問題解決の緊迫さと変革的意義を深く分析・評価し、わが国の農村を労働党時代にふさわしく根本的に改造・変革するための雄大な目標と闘争課題を提示しました。
わが党の示した社会主義農村建設の目標には、われわれの農業勤労者を新時代の農村革命家に育て上げ、全国の農村を世界が羨む地上の楽園に一新させて、党に従って厳しい難局を乗り越え、社会主義祖国の富強・発展のために粉骨砕身してきた農業勤労者を、共産主義社会の入り口に誰よりも先に立たせようとする党の意図が盛り込まれています。
わが党は社会主義農村建設綱領の実現において、農業勤労者同盟の役割をたいへん重視しています。
新しい時代の農村革命、農村振興は、その変革の幅と深みにおいても、課題の膨大さにおいてもわが国の社会主義建設史に類を見ないほど壮大な偉業であり、数百万の農業勤労者と同盟員がいつにもまして強い覚悟と革命的熱情、最大の奮発力をもってこぞって立ち上がることを求めています。
農業勤労者同盟は、この重大な歴史的時期に当然、党の新時代の社会主義農村建設の目標を実現するための闘争の前列に立ち、全国の農村をチュチェ思想化する農村革命の先兵、先鋒部隊としての使命と役割を責任をもって果たさなければなりません。
農業勤労者同盟組織は、「社会主義農村建設の新たな勝利をめざして!」というスローガンを高く掲げて、全ての同盟員を、わが党の革命思想で武装し、党の農村建設構想を先頭に立って実現する新時代の農村革命家、愛国的な農業勤労者として育て上げることに同盟活動の力を集中しなければなりません。
農業勤労者同盟は、全国の農村をチュチェ思想化するという党の意図通りに同盟員を農村革命の担当者、主人に、現代文明の創造者、享受者に育て上げることを中心的課題として捉えて進めなければなりません。
農村革命はすなわち農村における思想・技術・文化革命です。農村が進歩や変革を遂げるためには、何よりもまず農業勤労者の思想精神と文化技術の水準が革命的かつ文化的に変化して、全ての農業勤労者が新時代の社会主義農村発展において主力部隊の役割を立派に果たすことができる能力を備えなければなりません。
農業勤労者と同盟員を農村革命の担当者、主人に育て上げる上で基本は、彼らの思想を改造し、政治意識を高めることです。
農業勤労者同盟組織は、同盟員をわが党の革命思想と政策で武装させるための活動を絶えず深化させて、彼らを政治的に目覚めさせ鍛えることに主力を注がなければなりません。特に、党中央委員会第8期第4回総会で示された社会主義農村建設綱領の目標と課題を広く解説、宣伝して、同盟員が新時代の農村革命において自らの位置と任務をはっきりと自覚し、その実現のための闘争にこぞって立ち上がるようにすべきです。党の思想と政策に対する宣伝を、田畑へ出る時や帰る時にも行い、作業中や休憩時間にも行って、時間や場所にこだわりなく同盟員がはっきりと認識する時までねばり強く続けるべきです。わが国の農村が変わる時代を開いた党と社会主義制度に対する有り難さを胸に秘めるばかりでなく、実践闘争によって党と革命を守り、社会主義制度を輝かせるように教育し導くべきです。
農業勤労者同盟組織は、社会主義農村でも世代の交代がなされ、人々の意識と社会的環境に大きな変化が起こっている現実の要求に即して、農業勤労者の間で5大教育を絶えず深化させなければなりません。農業勤労者同盟組織は、5大教育を清新かつ着実に行って、その一つ一つの教育が人間改造の滋養分となり、党政策貫徹の活力素となるようにすべきです。特に、革命伝統教育と忠実性教育の強化に主力を注ぎ、絶えず深化させて、全ての同盟員を、いくら歳月が流れ世代が代わっても、党と領袖の偉大さと革命業績を胸に秘めてとわに輝かせ、浴した恩恵と信頼に代を継いで報いていく熱血の忠臣に育てるべきです。学習と講演、解説対話をはじめあらゆる教育の契機、本務の遂行と生活のさまざまな手段が、同盟員にわが党の栄えある革命活動史と伝統を体得させ、党に対する忠誠心を信念とし信義とし、熱烈な愛国心と高い階級意識、気高い道徳的品性を植えつける思想的修養過程となるようにすべきです。
祖国解放戦争(朝鮮戦争)時期と戦後、チョンリマ大高揚期の農民英雄、愛国農民に見習うための教育に力を入れなければなりません。重要なのは、われわれの前世代があれほど厳しく困難な時期にどのような心と精神をもって新しい国を守り打ち建てたかを明確に認識させることです。農業勤労者同盟組織は特に、新しい世代の農業勤労者の胸に前世代の英雄的な闘争精神を深く植えつけて、彼らがいかに困難な条件と環境の下でも党の指導の下にもたらされる文化的で栄える社会主義農村の明日を見通し、後世に残る偉勲の新しい歴史を綴っていくようにすべきです。
今日の農村革命は、他人の苦しみを自分のものとみなし、同志たちの喜びに幸せを求め、互いに助け思い合い、社会と集団のために全てを尽くす共産主義的美風、集団主義の威力によって前進し勝利するものです。
農業勤労者同盟組織は、同盟員の間で個人主義、利己主義が生じる恐れのある要素に警戒心を強め、集団主義精神を培うための教育を積極的に繰り広げて、「一人はみんなのために、みんなは一人のために!」というスローガンが、共産主義に向けて前進するわれわれの農業勤労者と同盟員の闘争と生活の中に強く根を下ろすようにすべきです。
農業勤労者同盟組織は、同盟員を近代科学技術でしっかり武装した知識型勤労者に、農村振興の主人公に育て上げなければなりません。
農村振興は農業生産力の質的な発展を前提とし、農業生産の画期的な成長は農業勤労者の技術知識水準によって左右されます。
農業勤労者同盟組織は、農業勤労者と同盟員に、高い科学技術知識を身につけなければ党の科学農業第一主義方針を貫徹することもできず、時代の落伍者、傍観者になってしまうということを認識させて、誰もが知識と技術技能を身につけるために熱心に学び探究することがわが国の農村の変化した風潮、生活気風になるようにすべきです。
農業勤労者同盟組織は、同盟員が党の全人民科学技術人材化の方針の要求に即して、働きながら学ぶ教育システムに網羅して全般的技術知識水準を高めるようにし、科学技術普及拠点を立派に整え活用して、絶えず先進科学技術と接触するようにすべきです。生物学、化学のように農業に切実に必要な一般知識は言うまでもなく、先進的な営農方法と機械技術、用水管理技術、土壌管理技術をはじめとするいろいろな技術を習得させ、特に、新しい世代の同盟員が知識と技術習得の幅を絶えず広める上で先頭に立つよう積極的に鼓舞・激励すべきです。技術・技能水準を高めるための学習と創意考案、先進営農技術の導入に模範的な同盟員を表彰する活動を有意義に行い、問答式学習コンテストや経験発表会も実質的に行って、この過程が同盟員の学習熱意を高める契機となるようにすべきです。
農業勤労者と同盟員の科学技術知識水準を高めるための活動を、自分の部門、自分の単位の農業生産力を高めることに実質的に役立つことができるように正しく導いていかなければなりません。農業生産構造を替えるという方針と二毛作方針をはじめとする党の方針貫徹に必須の知識と技術を、営農実践を通じて打ち固めることに力点を置くべきです。
農業勤労者同盟組織は、同盟員の間で科学技術を軽視し、古い経験を固執する傾向、空ばかり仰いでまぐれ当たりを期待する傾向と強く闘い、学習計画を具体的に立て、農業生産計画を遂行するように、間違いなく実行するよう総括も適時に行わなければなりません。
党の新しい農村建設綱領に基づいて今後、農業に対する国家の投資は一層増え、近い将来に農業の水利化、機械化、化学化、電化はさらに高い水準に達するでしょう。これに農業勤労者の高い知識と技術・技能水準が結合されれば、国の農業生産力は持続的な発展軌道に確実に乗るでしょうし、誰もが楽しく働く農村振興の明日はさらに早まるでしょう。
農業勤労者同盟組織は、同盟員を高い文化意識水準を備えた文化的な社会主義農村の主人にならしめなければなりません。
農業勤労者の間に残っている古い思想と立ち後れた文化水準、いい加減に生活する根深い生活因習は、都市と農村間の差をなくし、農村を近代的で文化的な社会主義農村に発展させる上で大きな障害となっています。
農業勤労者同盟組織は、今なお万事が困難な状況下でも農村建設を大々的に展開して、わが国の農業勤労者に最も素晴らしい文化生活条件と環境をもたらそうとする党の志を銘記し、同盟員を時代の求める現代文明の創造者、享受者に育て上げるための旋風を巻き起こさなければなりません。
社会主義農村発展の新時代に同盟員を精神的・文化的に改造する活動に力を入れなければなりません。
農業勤労者同盟組織は、同盟員が古くて立ち後れた生活様式や因習の弊害とその悪影響をはっきりと知り、生活習性と様式を根本的に変え、衛生的かつ文化的に生活するようにさせることに力を入れなければなりません。服装や髪型を端正にすることから始めて、家庭生活を几帳面にし、家の内外を清潔にすることに至るまで同盟員の文化生活のあらゆる面に深い関心を払い、正しく導かなければなりません。
気高い道徳的品性は、新時代の農業勤労者の文化水準を示す尺度だと言えます。
農業勤労者同盟組織は、同盟員の間で革命的かつ健全な道徳的気風を確立するための教育を根気よく行って、彼らが純朴で勤勉であるばかりでなく、気高い人格を備えた真の人間になるように導くべきです。革命の先輩と目上の人を尊敬し、隣人との和睦を図り、互いに思い合いながら徳と情を厚くする美風が新時代の社会主義農村の風俗となるようにすべきです。社会主義の本態を曇らせ、集団の団結に害を及ぼし、高尚な倫理関係を破壊する非道徳的で非文化的な要素が芽生えられないように大衆的な闘争を繰り広げるべきです。
農業勤労者同盟組織は、同盟員が偉大な創造と変革の時代の要求に即して活力に満ちて生活するようにしなければなりません。国家的祝日と記念日にはもちろん、作業の休憩時間にも多様なスポーツ競技や大衆文化・芸能活動を行って、田野や村が喜びと楽観に満ち溢れ、集団内に豊かな情緒と楽天的な生活気風が溢れるようにすべきです。さまざまな宣伝手段や方法を利用して農村に首都の文化、労働者階級の文化を広く普及・伝播し、その過程が農業勤労者の視野を広めさせ、発達した文化を体得させる契機となるようにすべきです。
農業勤労者同盟組織は、農村が変わる現実の流れに足並みを揃えて、同盟員が自分の住む土地を美しくて文化的な社会主義理想郷に整える活動に奮い立つようにしなければなりません。
農業勤労者に三池淵市の農村住宅のような近代的で理想的な農村文化住宅を与えようとする党の愛と配慮を心に刻み付け、生活環境をよりきれいに整え管理することで党の恩恵に報いるように思想教育を力強く繰り広げなければなりません。自分の村は言うまでもなく、地域の道路も日常的に管理し、住宅や村に果樹や良種の樹木、花灌木や地被植物を多く植えて農村の風致を際立たせるようにすべきです。
農業勤労者同盟組織では、非常防疫活動が長期化するにつれて、農業勤労者と同盟員の間で些細な気の弛みや放念、手抜かりが生じないように思想教育と大衆的闘争を深化させて、防疫規律と秩序を守るのがすっかり身につくようにすべきです。
現在、農業勤労者同盟組織が重視すべき重要な問題は、反社会主義・非社会主義との闘争を強めることです。
農業勤労者同盟組織は、全ての同盟員が反社会主義・非社会主義との闘争が自分の家庭と次世代の幸福を守り、社会主義農村基盤を守り抜くための階級闘争であるという観点に立ち、その度合いを引き続き強めるようにすべきです。同盟員に反社会主義・非社会主義的行為の危険さと弊害をはっきりと認識させ、彼らの間で異質的な傾向が絶対に現れないように事前に予防対策を立て、そのわずかな芽も断固と一掃すべきです。
全ての同盟員が農場の主人、国の主人という立場に立って、穀物を不法処理し、ほらを吹いたり、国家から提供された営農物資を密売する違法行為に絶対に巻き込まれないようにし、これらの行為と強く闘うようにすべきです。
農業勤労者同盟組織は、農業勤労者と同盟員を農業生産増大のための闘争に総決起させることを重要な課題としなければなりません。
現在、農業部門は社会主義建設の最前線となっており、農業生産を画期的に増やすのは、人民に安定・向上した生活を保障し、社会主義の全面的発展を促す上で死活の問題となっています。
党中央委員会第8期第4回総会では、新しい農村発展戦略を示しながら、現段階において最も切実な要の問題である食糧問題を完全に解決することを基本的課題として打ち出し、農業生産の持続的な増大のために農業の物質的・技術的土台を強固にし、協同農場の経営条件を改善するための革命的な措置を講じました。
これとともに、国家的に引き続き農業に力を集中して、農村を労力的かつ物質的に支援するための活動もかつてない規模で繰り広げるようはからいました。
要は、営農の主人である農業勤労者と同盟員がどのような覚悟と立場に立って農業生産に奮闘するかにかかっています。
農業勤労者同盟組織は、農業勤労者と同盟員が人民の生活向上と国家の存立、国力強化の前途がかかっている革命の最前線を守っているという重大な責任感を自覚し、党の示した農業生産目標を達成するための闘争に立ち上がるよう政治・思想攻勢を強化しなければなりません。
農業勤労者同盟組織は、今日、農業生産の成果をもって党の期待に報いるのがわれわれの時代の農業勤労者の当然の道義であり、本分であることを深く認識させ、全国の農村が沸き立ち、農産と畜産、果樹と野菜、工芸作物と蚕業をはじめとする全ての部門で増産運動の炎が激しく燃え上がるようにすべきです。
農産部門の農業勤労者同盟組織は、農業勤労者と同盟員が科学農業第一主義を高く掲げて、穀物の生産を大幅に増やすための多収穫熱風を巻き起こすように力強く鼓舞・激励すべきです。差し当たって、ヘクタール当たりの穀物収量を1トン以上増やすために奮闘するよう導くべきです。
近年、農業部門では数多くの多収穫の農場や作業班、分組、個人が輩出しましたが、その成果を拡大して全ての同盟員が多収穫者隊伍に加わり、多収穫運動が農業勤労者の集団的革新運動に昇華するようにさせるべきです。
農業勤労者と同盟員は、当該地域の特性に合う多収穫品種を積極的に取り入れ、穀物対穀物を主とする二毛作を大々的に採用して前作でも後作でも相応の収穫を収め、大豆栽培とジャガイモ栽培の熱風を今一度巻き起こすべきです。
農業勤労者同盟組織は、農業勤労者と同盟員が稲と小麦の栽培面積を増やし、生産を増大させて人民に白米と小麦粉を供給しようとする党の構想を立派に実現するように政治活動を力強く行わなければなりません。畑に切り替えられた水田を還元・復旧して水稲を植え、用水が不足したり陸稲農作に適する所には陸稲を植えるとともに、小麦の栽培を大いに行うべきです。
国の農業生産を増やす上で基本穀倉地帯となっている黄海南道内の農業勤労者と同盟員に課されている任務はきわめて重大です。道内の農業勤労者同盟組織は、穀物増産において黄海南道が全国の先頭に立ってこそ、農業部門で勝利の凱歌が上げられるということを銘記し、農作の準備から締めくくりに至るまで営農熱風で道全体が沸き立つように、農業勤労者の間で思想活動、政治活動を攻勢的に展開して国の食糧問題解決で一役買うようにすべきです。
畜産部門の農業勤労者同盟組織は、同盟員が党の示した畜産業発展のための四つのポイントをしっかり捉えて畜産物の生産を増やすために献身するようにすべきです。農業勤労者と同盟員は、乳牛やヤギを多く飼育し、乳の生産量を増やして子供たちに美味で高栄養価の乳製品を中断することなく提供しようとするわが党の育児政策の実現に積極的に寄与しなければなりません。
果樹と野菜、工芸作物と蚕業部門の同盟員は、自分の単位の物質的・技術的土台を強化し、科学技術の力に依拠して、党の示した生産目標を無条件に達成しなければなりません。
農業生産の科学化・集約化を実現し、食糧問題を円滑に解決し、農業生産構造を替え、災害性異常気象の影響を克服する上でキーポイントとなるのは、種子の問題を解決することです。農業科学研究部門の農業勤労者同盟組織は、科学者、研究者が科学農業の前途を切り開く開拓者としての非常な探究精神と創造的知恵を発揮して、二毛作に適し、高い収穫を上げ、不利な異常気象と当地の条件の下でも安全な収穫が保証される種子を育種・改良することに力を入れるようにすべきです。これとともに、科学者、研究者は先進営農技術と方法を研究・導入して、増産を科学技術的に保障することに積極的に寄与するようにすべきです。
採種単位の農業勤労者と同盟員が、どこでも種子の心配をせずに農作を営むことのできる充実した種子を計画通りに生産・供給するように後押しすべきです。
灌漑部門と農業機械生産および修理部門の農業勤労者同盟組織は、同盟員に各自の任務に対する強い責任感と職場に対する愛着心を植え付けて、彼らが創意考案と技術革新に主人らしく参加し、農業の水利化、機械化の実現で先駆的役割を果たすようにすべきです。
農業勤労者同盟組織は、同盟員が土地を愛護し大切にするとともに、土地に真心を尽くすように教育しなければなりません。
農業勤労者と同盟員は、烈士の血と汗が滲んでいるこの地の一握りの土をも自分の体の一部分のように大事にし、骨身を惜しまず働いて沃土につくり上げ、一坪の田畑も流失せず保護すべきです。荒れた耕地を適時に還元・復旧し、遊んでいる土地や隠れている土地を残らず探し出して耕地面積を最大限に増やさなければなりません。
農業勤労者同盟組織は、同盟員がトラクターをはじめ農業機械と営農設備、農具をわが家の財産のように大切に扱い、愛護・管理するよう常に関心を払うべきです。
また、災害性異常気象の悪影響に対処するための準備を着実に行うよう、農業勤労者と同盟員を自覚させるべきです。
毎年、災害性異常気象に影響されることが既定の事実となっており、それによる被害が少なくないので、同盟員が品種の配置と種まきの時期を合理的に定め、栽培方法を改善し、いつも日照りと高温、台風と大水に対処できる準備を先を見通して整えて、その被害を防ぎ、あるいは最小化しなければなりません。
農業勤労者同盟組織は、同盟員の間で農業生産目標を達成するための社会主義的競争の熱風を巻き起こして、彼らの革命的気勢と増産熱意を高め、集団的・連帯的革新が多発的に起きるようにすべきです。
先進営農技術と方法の導入を奨励し、二毛作面積を増やし、低収穫地の地力を高め、至る所で新しい土地開墾のための社会主義的競争が力強く繰り広げられるようにすべきです。26号模範機械単位の隊伍を拡大するための社会主義的競争を力強く繰り広げて、設備管理、技術管理に新たな進展をもたらし、ウサギの飼育とインゲン豆の栽培、遊休資材の収集をはじめとするさまざまなよいことをする運動も盛んに行って、国の経済管理に役立ち、人民生活にも積極的に寄与するようにすべきです。
農業勤労者相互間と分組、作業班、協同農場間の追いつけ追い越せ・見習え運動と経験交換運動を力強く展開し、互いに助け導き合いながら共に進歩するようにすべきです。
農業勤労者同盟組織は、社会主義的競争の目標と段階を正しく設定し、その過程に対する掌握・指導を着実に行い、総括と表彰を政治的意義があるように綿密に行って、社会主義的競争が大衆自身の自覚的で進取的、かつ愛国的な熱意によって推し進められるように導かなければなりません。
朝鮮式社会主義農村建設の偉大な新時代は、農業勤労者同盟の活動に根本的な転換をもたらすことを求めています。
壮大な変革の新時代に農業勤労者同盟は、過去の消極的で受身の活動態度を一掃し、活力と戦闘力のある政治組織としてその面貌を一新し、党の社会主義農村建設構想を貫徹する上で先鋒隊としての任務と役割を責任をもって果たすべきです。
農業勤労者同盟内に党中央の唯一的指導体系を確立する活動を一層深化させることは、同盟組織を強化し、その戦闘的機能と役割を強める上で提起される中核的な問題です。
各級農業勤労者同盟組織と活動家は、党中央の権威を絶対化し、あらゆる面から擁護すべきであり、党の思想と路線、政策を中央から下部末端に至るまでそのつど正確に伝達し、無条件あくまで実行する革命的活動気風を確立して、全同盟を党中央と思想と志、行動を共にする一つの生命体として建設すべきです。
農業勤労者同盟組織は、社会主義農村建設でかつてない変革が起こる現実発展の要求に即して、同盟の内部活動に根本的な改善をもたらすべきです。
思想教育活動で現れている図式主義の傾向を徹底的に克服しなければなりません。農業勤労者同盟組織は、学習会や講演会など教育体系を着実に運営する一方、年齢と水準、性格が異なる同盟員の心を動かせる斬新な思想教育方法を積極的に探求・採用すべきです。
初級宣伝活動家は、チョンリマ大高揚期の人間改造の先駆者のように、同盟員の中に深く入って互いに心のうちを打ち明けられるように真心をもって接し、労働や生活の中で分け隔てなく交わって彼らの思想を積極的に改造し、率先垂範して大衆を党政策の貫徹に奮い立たせるべきです。また、講演宣伝や解説対話もテキストをそのまま読み上げるのでなく、同盟員が党政策を実際に自分のものとして受け入れるように真実味と興味を持たせ、現実と結びつけて行うべきです。格式や枠にとらわれることなく宣伝活動を行い、労働と生活の全ての契機と状況が効果的な教育時間、教育手段になるように常に頭を働かせながら真剣に努力することが重要です。
農業勤労者同盟組織は、党の出版物と放送番組、マルチメディア編集物を利用した教育活動を機動的に展開するための方法論も不断に探求・採用して、思想活動の浸透力と実効性を絶えず高めるべきです。
農業勤労者同盟組織は、組織生活を正規化、規範化することを同盟組織強化のキーポイントとして捉えていかなければなりません。
農業勤労者同盟組織では、同盟員が高い組織観念を持って同盟規約と規範の要求通りに組織生活に自発的かつ誠実に参加するよう要求の度合いを強めなければなりません。同盟生活の総括や定期総会を高い政治的・思想的水準で正常化し、農作業が忙しいからといって会議をまともに運営もせず、会議録に記録だけしておくような傾向が絶対に現れないようにすべきです。
農業勤労者同盟組織は、同盟隊列の管理活動を着実に行って組織生活離脱者と組織未所属者を漏れなく組織に所属させ、彼らが躍動する社会主義農村建設闘争に進んで参加するように手間をかけて教育し心から援助すべきです。同盟員の生活上の苦衷や隘路を汲み取り、欠点があっても信頼と愛情を注いで教え諭し導いて、彼らが組織と集団の大切さを知り、組織に依拠して生活するようにすべきです。
基層組織を強化することは同盟全体を強化するための出発点であり、大本です。
農業勤労者同盟組織は、全ての初級団体を人間的に固く団結し、戦闘力のある集団にすることに第一義的な力を注ぐべきです。
初級団体委員長の実務水準を高めることに相応の関心を払うべきです。常に同盟員と共に働きながら彼らの組織思想生活を責任をもって導く初級団体委員長の実務水準が高くなくては隊伍の旗手になることができず、基層組織を活発に動く生きた組織にすることもできません。
農業勤労者同盟組織は、初級団体委員長の水準を高めるための講習や経験発表会を実情に即して行い、「初級活動家の日」を定期的に運営して、彼らが党の社会主義農村建設綱領の実現へと同盟員を巧みに導く組織動員者としての能力を十分に備えるようにすべきです。
欠員の初級団体委員長を適時に補充する対策を講じて、同盟員に対する組織思想生活の組織と指導に隙間が生じないようにし、同盟の中核隊伍を固め、彼らの役割を強めるようにすべきです。
各道・市・郡農業勤労者同盟委員会は、基層組織に対する指導を初級団体の戦闘力の強化に重点を置いて着実に行い、同盟組織思想生活での難問を適時に解決し、正すべきです。
特に、指導業績単位の農業勤労者同盟組織を強化することに力を注がなければなりません。指導業績単位の農業勤労者同盟組織は、革命事績教育拠点を通じての教育を強化して、全ての農業勤労者が誉れ高い職場で働く誇りと自負心を抱き、忠実性の伝統をしっかり受け継いでいくようにすることに特別な関心を払い、3大革命の遂行と農業生産をはじめ全ての面でモデルとなるようにすべきです。
農業勤労者同盟組織は、忠誠の模範初級農勤盟委員会、忠誠の模範農勤盟初級団体獲得運動が、基層組織を党への忠誠心に燃え、革命性と戦闘力の強い集団につくり上げる過程になるようにすべきです。
農業勤労者同盟は、基層組織の実態を全般的に調査・分析し、同盟生活の組織と指導を強化できるように同盟生活の指導体系を整備すべきです。
同盟の活動家の活動方法と活動態度を抜本的に革新するのは、現時期、農業勤労者同盟組織の戦闘力を一層強化する上できわめて差し迫った課題として提起されています。
同盟の活動家の活動方法と活動態度に実際の変化が起きてこそ、同盟員を党の社会主義農村建設綱領の実現へと力強く立ち上がらせることができ、党の意図と現実発展の要求に即して同盟活動をさらに強めていくことができます。
従来の古い枠にこだわって仕事を深く研究せず、たやすくしようとする形式主義は、農業勤労者同盟組織を弱化させ、無気力な存在にする主敵です。
同盟の活動家は形式主義の表現形態と原因、弊害を深く認識し、そのいささかの要素も絶対に許容してはなりません。何ごとであれ具体的な方法論がなくいい加減にする旧態依然な活動態度を徹底的に克服し、全ての活動を斬新で、かつ実質的にすることを習慣化し、文書や会議で活動に代えようとする傾向を一掃しなければなりません。
同盟の活動家は強い責任感と献身性、うむことを知らぬ熱情と展開力をもって、課された仕事を革命的に推し進めなければなりません。同盟員の政治思想生活に責任を持つ農業戦線の政治活動家ということを常に自覚し、いつも同盟員の中に入って活動改善の方法論や妙術を見いだし、模範的実践によって大衆を導く宣伝者、教育者にならなければなりません。同盟員の心のうちを正確に読み取り、それに応じて正しい教育対策を立てる人を真の政治活動家と言えます。農業勤労者同盟の活動家からはいつも篤農の体臭がし、農業勤労者同盟の活動家らしいおおらかな品性を身につけなければなりません。
農業勤労者同盟の活動が党の意図通りにうまくいくかどうかは、全的に同盟の活動家の水準と能力にかかっています。
同盟の活動家は、わが党の革命思想と農業政策でしっかり武装するための学習を生活化し、政治意識を高めるためにねばり強く努力し、チュチェ農法と先進農業科学技術に精通するばかりでなく、各部門の多方面にわたる知識と文化的素養を身につけた実力家型の活動家にならなければなりません。
党組織は、農業勤労者同盟の活動を重視し、それに対する党の指導を正しく行わなければなりません。
農業生産と農村建設を党的に指導する上でも、行政・経済機関の活動にのみ顔を向けるのでなく、農業勤労者の政治組織である農業勤労者同盟の活動を活性化し、同盟組織の力を発揮させることに深い関心を払わなければなりません。
党組織は、現実発展の要求に即して農業勤労者同盟の活動を改善するための正しい方向を指し示し、同盟の活動家の肯定的発起は積極的に支持し、党の立場で後押ししながら同盟組織が常に活気づいて活動できるように援助すべきです。
各道・市・郡党委員会は、農業勤労者同盟の活動を定期的に点検し、同盟の活動が党の政策的要求に即して行われるように党としての指導を深化させるべきです。
同盟の基層組織に定期的に下りていって党の方針実行状況と同盟員の組織・思想生活状況、暮らし向きも具体的に確かめながら偏向を正し、教育対策を講じるべきです。
各級党組織は、同盟の活動家隊列を党に忠実で、大衆の信望が厚く、同盟の活動を巧みに進める組織力と展開力の強い人で固め、彼らに対する教育と指導を着実に行い、活動の条件も保障して、彼らが誇りを持って仕事に専心できるようにすべきです。そうして、同盟の全ての活動家がわが党が依拠している農村中核、社会主義農村の政治活動家としての自分の責任と本分を全うするようにしなければなりません。
党組織は、わが党の社会主義農村建設政策を心に受け止め、誰かに見られようが見られまいが、認められようが認められまいが、田畑に真心を尽くし穀物増産をもって党と革命を守るために奮闘する同盟員を押し立て、彼らの政治的成長を助けて社会主義農村基盤を頼もしく守っていく農村初級活動家に育てなければなりません。
党組織は、農業勤労者同盟組織が、農村に愛着を持てない同盟員が故郷にしっかり根を下ろすようによく教育し、真心をこめて助けるように指導し援助すべきです。
わが党の遠大な社会主義農村建設綱領を実現するための新時代の闘争で、農業勤労者同盟が受け持っている位置と任務はきわめて重要です。
全国の農業勤労者同盟組織が党の思想と息吹に沿って活力と気迫に満ちて活動するとき、農村のチュチェ思想化は一層推進され、わが党の社会主義農村建設目標を達成するための闘争では誇らしい変革的成果が成し遂げられるでしょう。
私は、全ての農業勤労者同盟組織と同盟員が時代と革命に対し担っている栄えある使命と本分を立派に果たすことで、社会主義農村発展の偉大な新時代を切り開くことに積極的に寄与するものと確信しています。
(※上記はサイト上の記事、短波ラジオでは放送されていない、サイト上の音声も無し)
金正恩総書記が朝鮮農業勤労者同盟第9回大会の参加者に綱領となる書簡を送りました
朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長の金正恩同志がチュチェ111年(2022)1月27日、朝鮮農業勤労者同盟第9回大会の参加者に「農業勤労者同盟は朝鮮式社会主義農村の発展の為の闘いで先鋒部隊になろう」という綱領となる書簡を送りました。
金正恩総書記は書簡で、「党中央委員会第8期第4回総会が示した戦略的方針に則り共和国の富強発展と人民の福祉の為の闘いが新たな高揚の局面を迎え、朝鮮式社会主義農村の発展の偉大な新時代が開かれている時期に朝鮮農業勤労者同盟第9回大会が開かれた。今大会は新時代の農村革命・農村振興の歴史的遺業で農業勤労者同盟の位置と任務を再確認し、国中の農業勤労者と農業勤労者同盟員を社会主義農村の進歩と変革の為の新たな闘いへと組織し動員する重要な里程標を立てるだろう。農業勤労者は常に変わる事無く党と志を共にし社会主義と運命を共にしながら、農村の革命陣地を固く守り米で党と革命を守って来た忠実で愛国的な勤労者である。朝鮮労働党と朝鮮人民が史上最悪の困難な中で国力強化の新たな全盛期を開いて来た勝利の闘いの道のりで、農業勤労者は党の心配・党の困難を自分の痛みに自覚し社会主義建設の主要攻略の前方で心魂を傾けて奮闘して農業生産を殆ど年毎成長させる誇らしい成果を収めた。朝鮮式社会主義を守り前進させる厳しい闘いの過程に誰よりも苦労が多い農業勤労者が、裕福で文化的な社会主義理想郷で幸せな生活を思う存分営むようにするのは朝鮮労働党の揺るぎ無い意思である。労働党は社会主義農村建設の綱領の実現で農業勤労者同盟の役割りをとても重視している。農業勤労者同盟はこの重大な歴史的時期に当然党の新時代の社会主義農村建設の目標を実現する為の闘いの前列に立つべきで、国中の農村をチュチェ思想化する農村革命の斥候隊・先鋒部隊としての使命と役割りを責任的に遂行すべきだ。『農業勤労者同盟組織が社会主義農村建設の新たな勝利目指して』というスローガンを高く掲げて農業勤労者同盟員皆を朝鮮労働党の革命思想でしっかり武装し、党の農村建設の構想を先頭で実行する新時代の農村革命家・愛国的な農業勤労者に準備させるのに同盟活動の力を残らず集中すべきだ。党組織は農業勤労者同盟の活動を重視しそれに対する党の指導を正しくすべきだ。国中の農業勤労者同盟組織が党の思想と息吹きにより活力があり気迫に満ちて動く時農村のチュチェ思想化がより進み、朝鮮労働党の社会主義農村建設の目標を実現する闘いでは誇らしい変革の成果が達成されるだろう」と述べています。
(※短波放送の聞き書き、サイト上の掲載無し)
朝鮮農業勤労者同盟第9回大会が行われました
金正恩総書記が大会の参加者に書簡を送りました
朝鮮農業勤労者同盟第9回大会が27日から28日までピョンヤンで行われました。
大会では総括期間の農業勤労者同盟の活動状況が全面的に深く分析・総括され、歴史的な朝鮮労働党第8回大会の決定と朝鮮労働党の新たな農村建設の綱領を徹底的に実行する上で、農業勤労者同盟が大衆的な政治組織としての威力を遺憾なく発揮するための課題と方途が討議・決定されました。
農業勤労者同盟の各級組織から選ばれた代表者が大会に参加しました。
党、行政、武力機関の人がオブザーバーとして出席しました。
朝鮮労働党中央委員会政治局委員の党中央委員会リ・イルファン書記、朝鮮労働党中央委員会リ・ドゥソン部長、農業勤労者同盟中央委員会の執行委員と各道委員長、模範的な同盟の活動家と末端組織の活動家、関係部門の人が幹部壇につきました。
大会は次のような議案を承認しました。
第1に、朝鮮農業勤労者同盟中央委員会の活動総括
第2に、朝鮮農業勤労者同盟中央検査委員会の活動総括
第3に、朝鮮農業勤労者同盟規約の改正について
第4に、朝鮮農業勤労者同盟中央指導機関の選挙
大会では朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長の金正恩同志が朝鮮農業勤労者同盟第9回大会の参加者に送った綱領となる書簡「農業勤労者同盟は朝鮮式社会主義農村の発展のための闘いで先鋒部隊になろう」を朝鮮労働党中央委員会リ・イルファン書記が伝えました。
農業勤労者同盟中央委員会ハン・ジョンヒョク委員長が第1議案の報告をしました。
報告は、敬愛する金正恩総書記は総括期間、卓越した指導と熱い愛情、信頼で農業勤労者同盟が党の思想を実行し、党の政策を守るたたかいで責務を果たすよう導いた、総書記は朝鮮農業勤労者同盟第8回大会の参加者に歴史的な書簡を送って、チュチェの社会主義偉業で同盟が堅持すべき綱領となる指針を与えた、総書記の精力的な指導は同盟組織と農業勤労者が厳しい試練と困難の中でも社会主義農村の基盤をしっかり守り、農業生産に飛躍をもたらす原動力となった、総括期間、同盟の活動で収められた成果は全て金正恩総書記の正しい指導と熱い愛情、信頼あってこその尊い賜物だ、農業勤労者同盟は党中央委員会第8期第4回総会で示された「社会主義農村建設の新たな勝利のために!」と言うスローガンの下に3大革命を力強く進めて社会主義農村の発展の偉大な新時代を開くため尽力すべき課題を前にしている、いかなる試練が横たわっても金正恩総書記がいて農業勤労者と同盟員には常に勝利と栄光だけがあるだろう、共に社会主義偉業の新たな勝利のために力強くたたかって行こう、と述べています。
大会では第1議案についての発言がありました。
発言した人たちは、党中央の厚き信頼と期待が込められている書簡をたたかいと前進の確たる指針として、朝鮮式社会主義農村の建設で急先鋒の役割を果たす熱意を示し、総括期間の活動を真摯に総括しました。
また、労働党の農業政策の実行に同盟員皆を力強く呼び起こすための同盟の組織・思想活動を追いつかせなかった結果、総括期間に表れた欠点とその原因が厳しく分析・総括されました。
大会では第2議案の「朝鮮農業勤労者同盟中央検査委員会の活動総括」についての報告についで発言があり、全会一致で決定が採択されました。
大会では第3議案の「朝鮮農業勤労者同盟規約の改正について」が討議されました。
革命発展の要請と同盟建設の原理に即して修正・補足された朝鮮農業勤労者同盟規約の改正についての報告についで、代表者の全員賛成で決定が採択されました。
大会では第4議案の「朝鮮農業勤労者同盟中央指導機関の選挙」を討議しました。
先ず、朝鮮農業勤労者同盟中央委員会を選挙しました。
推薦された農業勤労者同盟中央委員会委員及び委員候補の全員が、代表者の全員賛成で農業勤労者同盟中央委員会委員及び委員候補に選ばれました。
農業勤労者同盟中央委員会第9期第1回総会が行われました。
朝鮮労働党中央委員会リ・イルファン書記が農業勤労者同盟中央委員会第9期第1回総会の結果を発表しました。
農業勤労者同盟中央委員会執行委員会が選ばれました。
農業勤労者同盟中央委員会委員長にハン・ジョンヒョクさんが、副委員長にユン・チョルさん、リ・ヨンチョルさん、キル・サンボンさんが選ばれました。
農業勤労者同盟中央委員会組織委員会が構成されました。
農業勤労者同盟中央検査委員会委員長、副委員長、委員が選ばれました。
また、農業勤労者同盟中央委員会の各部長と同盟機関紙の編集長が任命されました。
大会は新たに選挙された第9期農業勤労者同盟中央指導機関のメンバーで大会決定の草案作成委員会を選挙し、委員会は第1議案についての決定の草案を総合的に審議しました。
大会では代表者の創意に満ちた前向きな意見が補充された第1議案の決定が全会一致で採択されました。
朝鮮農業勤労者同盟第9回大会の参加者のための講習会がありました
朝鮮農業勤労者同盟第9回大会の参加者のための講習会が29日、ピョンヤンで行われました。
講習会では、敬愛する金正恩総書記から送られた綱領となる書簡の真髄を深く会得し、朝鮮労働党第8回大会と党中央委員会第8期第4回総会の決定実行で同盟組織の威力をさらに強めるための実践的諸問題が取り扱われました。
大会期間、参加者はピョンヤンの各所を見学しました。
偉大な金日成主席生誕の地マンギョンデを訪れ、朝鮮革命博物館にある金日成主席と金正日国防委員長に忠実な戦友たちを見せるパビリオンを見ました。
また、演劇「滅私奉仕」、総合サーカス公演と映画を観るなど多彩な政治、文化活動を行いました。
朝鮮農業勤労者同盟第9回大会の参加者の誓いを立てる集いがありました
朝鮮農業勤労者同盟第9回大会の参加者の誓いを立てる集いが29日、人民文化宮殿でありました。
朝鮮労働党中央委員会リ・ドゥソン部長と大会の代表者、オブザーバーがこれに参加しました。
敬愛する金正恩総書記に送る誓いの文を朝鮮農業勤労者同盟中央委員会ハン・ジョンヒョク委員長が読み上げました。
誓いの文は、金正恩総書記が朝鮮農業勤労者同盟第9回大会の参加者に送った綱領となる書簡をたたかいと前進の指針として同盟の活動を抜本から革新し、労働党の新たな農村建設の綱領の実現に尽くす揺ぎ無い意志を表しています。
次いで決意の表明がありました。
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会第14期第19回総会が行われました
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会第14期第19回総会が28日、マンスデ議事堂で行われました。
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員で朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長の最高人民会議常任委員会チェ・リョンヘ委員長が総会を執行しました。
最高人民会議常任委員会の各副委員長と書記長など最高人民会議常任委員会の委員たちが出席しました。
最高人民会議常任委員会と内閣事務局、各省、中央機関の関係者がオブザーバーとして出席しました。
総会では朝鮮民主主義人民共和国市、郡建設用のセメント保障法の採択と国旗法、貿易法の修正補足、朝鮮民主主義人民共和国中央裁判所の判事の更迭及び補選に関する問題が議案として上程されました。
総会では最高人民会議法制委員会で審議された法と修正補足案の主な内容についての報告がありました。
総会では上程された法の草案が審議され、最高人民会議常任委員会の政令「朝鮮民主主義人民共和国市、郡建設用のセメント保障法を採択することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国国旗法を修正補足することについて」、「朝鮮民主主義人民共和国貿易法を修正補足することについて」が採択されました。
総会では朝鮮民主主義人民共和国中央裁判所の判事を更迭及び補選しました。
稲と小麦の栽培に取り組んでいます
各地の農業部門で今年、稲と小麦の栽培を強力に推進するための綿密な手配が行われています。
各道の農業指導機関は穀物の生産計画を達成する上で要の一つである栽培面積の確保に計画的に取り組んでいます。
水田の面積を増やし、穀物をメインとする二毛作を大々的に行い、陸稲を広く栽培することに注目をはらっています。
昨年の秋に種まきを行った田畑で小麦の状態を分析し、栽培面積を再確定する一方、春の播種計画を達成するための方途を見つけて実践しています。
また、農村で計画を正しく作成し、農業に対する指導を現場にアプローチさせるための対策を講じています。
スポーツの発展のための研究に励んでいます
スポーツ研究院でスポーツの科学化のための研究に励んでいます。
スポーツ科学研究所では種目別の競技能力評価支援システムをハイレベルで完成し、教授訓練の科学化に役立つ新たな測定機器を製作するための設計を行っています。
スポーツ栄養研究所では選手の肉体的能力を最大限に高めるための合理的な栄養管理、健康食品の開発などに励んでいます。
運動器具研究所では種目別協会との連携の下に朝鮮式の訓練器具を製作するための研究を深めています。
スポーツ科学図書館では選手にスポーツ科学の最新データを迅速に普及し、スポーツ科学情報システムを改善し、データを迅速かつ正確に収集して体系付けることに力を入れています。
2022.01.30の記事
アナウンス担当:呉英淑(オ・ヨンスク)、カン・ソンヒ(カン・ソニ)
ニュース抜粋2022