vok201219

日本の民族排外の妄動が極みに達している。

先日、日本当局はパンデミックの保健危機の中、学生を支援する「学生緊急支援金」制度の適用対象から朝鮮大学校の学生を除外する差別措置を取った。

日本の国立・私立大学と単科大学、専門学校はもちろん、日本語教育機関や外国大学の日本分校も支援対象に含めながら、朝鮮大学校だけを除外したのは実にたちが悪く、汚らわしい行動だと言わざるを得ない。

高校授業料無償化制度と「幼児教育、保育無償化」制度での不当な差別に次いで、この度また取られた朝鮮大学校排除措置は、日本の根深い対朝鮮敵視政策の延長線上のもので、絶対許せない反人倫の民族差別策動の極みである。

島国の狭隘なものたちの乱暴な行為に国際社会が驚愕し、日本社会も恥らっている。

日本の大学教授の代表たちは、当局の行為を「故意の政治的排除」と抗議し、公平な支援を求める声明を出し、これに数百人の大学教授が賛同した。

幼稚班から大学校に至る在日朝鮮人教育システム全般に対する日本の反動勢力の差別と迫害は、民主的民族教育を必ず抹殺し、在日朝鮮人運動の代を断ち切るためのファッショ的暴挙である。

敗北当初から今まで続いている日本の反動勢力の民族教育抹殺策動は日増しに低劣で暴悪さを増している。

振り返れば、在日朝鮮学校は、日帝の植民地支配の下、学校の門に足を踏み入れることもできなかった在日朝鮮人が、自分の子供だけは勉強させたい一生の願いを込めて、ひどい生活苦の中でも「金のある者は金を出し、力のある者は力を出し、知恵のある者は知恵を出してわが学校を建てよう！」というスローガンの下、血と汗を捧げて 建てた同胞社会の喜び、希望であった。

しかし、日本の反動勢力は、民族教育の発展を出鼻から挫こうと、朝鮮学校の設立を認めなかっただけでなく、1949年に至っては強制的な「朝鮮人学校閉鎖令」でおよそ348校の朝鮮学校を閉鎖する犯罪行為を働いた。

その後も朝鮮語と朝鮮の歴史、地理、文化伝統を教えるのを「治外法権」、「日本の国益に反する反日教育」とけなし、同化教育を強要して、在日朝鮮人学生に対する極悪な民族差別を実施した。

朝鮮人の子供たちを朝鮮学校に通うか、日本学校に通うかによって区別し、朝鮮学校の卒業生の学歴を認めないなどの差別は今も続いている。

在日朝鮮人に日本人同様の納税義務を負わせたにもかかわらず、朝鮮学校への補助金をとんでもない理由で遮断し、在日朝鮮人の募金である朝鮮学校寄付金にも税金を課して、朝鮮学校の教育環境と物質的土台づくりを八方から妨げている。

日本の反動勢力は、朝鮮学校が思想や運営の面で、共和国の影響を受けているので支援対象になりえないとし、卑劣な圧迫行為もためらわずにいる。

世紀をまたがる悪辣な民族教育抹殺策動によって、在日同胞が被った被害は数え切れないほどである。

在日朝鮮人は日帝の植民地支配の直接の被害者、またその後裔で、日本当局は歴史的経緯や倫理道徳の見地からしてもその人権を保障して民族教育の発展を奨励し、朝鮮学校の学生たちを保護すべき法的・人道的責任を負っている。

特に、在日朝鮮人の民族教育の権利は世界人権宣言と経済的、社会的および文化的権利に関する国際規約など、日本が認めた国際法と国内法規にも合致する権利である。

しかし、日本は自分に任された応分の責任を拒否し、かえって共和国を敵視し、在日朝鮮人の民族教育の発展を妨げ、初歩の人権も踏みにじる反人倫の民族排外主義的罪を積み重ねている。

教育問題を外交的、政治的問題に利用しようとの愚かな思考方式を捨てず、在日朝鮮人運動の未来を踏みにじり、共和国を侵すため手の限りを尽くしているのが他ならぬ犯罪国の日本の素顔である。

日本は在日朝鮮人学生への民族教育の保障が過去清算に対する正しい姿勢であることをはっきり知って、卑劣な反共和国敵視政策と民族教育抹殺策動を直ちに止めなければならない。