朝鮮各地で経済的価値の高い油脂作物のハクモクレンを広く栽培し、その利用効率も高めています。ハクモクレンは非耕地はもとより、標高の高い地帯でもよく育ち、搾油率が高いので経済的にとても有益で鑑賞価値も大きい作物です。
朝鮮自然保護連盟油脂樹協会のアン・チョルホ書記長のお話です。
「ハクモクレンは油脂作物として知られています。でも、実際上、その価値は油脂作物だけでなく、薬用、環境保護など各用途に利用され、無駄の全くないものです。今、国内で100近くの市、郡でハクモクレンが栽培されています。それで協会では、ヘクタール当たりの実の生産性と油の含有量がより高い品種の国中導入に取り組んでいます」
協会ではハクモクレンの栽培で成果を収めたところの経験に見習うようにしています。
多くのところで地元の特性に合う栽培方法を取り入れ、発芽と育苗を大々的に行って経済的価値の大きいハクモクレンの栽培面積を拡大しています。
(経済―農業)