科学技術を重視するのは朝鮮労働党が経済強国の建設で堅持する最も重要な戦略的路線の一つです。
工場・企業の近代化を実現して生産を正常化するのも、世界的な競争力を持つ有名ブランドの商品・製品をもっと多く作るのも科学技術の進歩に大いに懸かっています。敬愛する最高指導者金正恩委員長は朝鮮労働党第7回大会で、工場・企業で科学技術開発事業をしっかり整える事について明らかにしました。
ここはピョンヤン326電線工場です。数百人の大学卒業生を擁する工場では科学技術開発事業が充実しています。これに頼って工場では科学技術上の懸案を自力で解決しています。最近だけでも6つの大掛かりな技術革新の目標を達成する目ぼしい成果を収め、樹脂絶縁電力ケーブルの生産とクオリティーアップの為の技術上の懸案を解決しました。
ピョンヤン326電線工場の主任チョ・ソンウクさん。
「工場では今年だけでも、電力ケーブル用樹脂充填材の生産をはじめ100余りの技術革新案を生産に取り入れました。低コストで数十種の電線を生産し、リサイクル化を実現する上で何よりも重要なのは科学技術です」
運動靴を専門に生産するリュウォン・シューズ工場です。この工場の製品が売れているのはデザイナーだけで無く従業員皆がアイデアの懸賞に積極的に応募して、多くのヒット商品のデザインを発表しているからです。
リュウォン・シューズ工場主任技師イム・イウンさん。
「デザインによって新製品が開発されています。工場の技術チームは数十人です。新しいデザインが出来上がると、設計の段階を経て、技術準備の段階に移りますが、有能な技術チームによって新製品の開発テンポがますます速まっています。工場の技術チームは、底、材料、甲皮、足型など靴の要素別に、専門的な知識と技術、技能を持つ技術者、専門家からなっています」
工場では週に平均4点のサンプルを生産していますが、この2年間、数百種の新製品を開発しました。有名ブランドとして定評がある工場の運動靴には“12月15日品質メダル”が授けられています。
12月15日品質メダル:国内最優秀製品に授けられるメダル
新築の住宅や施設で『ナレ』ブランドの衛生陶器と植木鉢が多く利用されています。ナレ陶製品工場の経営活動に注目すべきものがあります。サンプル模倣型で無く開発創造型に、正にこれが創造と生産の基点となっています。
ナレ陶製品工場副支配人アン・ミョンソンさん。
「工場では管理職も、技術者も全工程に精通しています。それで、焼成過程に製品に及ぼす影響をなくす設計も出ました。焼成炉の断熱レンガも工場の技術者が作り出し、焼成路の自動制御も若手の技術者が実現しました。天井クレーンも、陶磁器の上薬のクオリティーアップに必要な鉄分除去機も自らの力で導入して製品の百色度*1を一段と高めました。必要なもの全てを工場の技術力で賄い、新製品を開発しています」
従業員が数十人の大きく無い工場ですが、倦む事の無い思索と研究で3年前に比べ生産量を30倍も増やしました。
科学技術イコール生産で、生産イコール科学技術だという観点で、全ての工場・企業で自らの科学技術開発陣容を固め生産を活性化しています。
(政策)
サンプル模倣:サンプル模倣ではない自分の方式で、開発創造タイプの工業へと方向転換
12月15日品質メダル:2020年の名製品、クオリティーアップ、まず質、そして量、「朝鮮の国酒」を定めて、朝鮮の国酒、定評のある食品生産企業、味覚もまちまち、キムチの味もまちまち、先端水準に
ナレ陶磁器工場:「ナレ」ブランドのものの人気が上がる、経営戦略のポイントは、自分のものでより立派なものを、父兄