朝鮮の尊厳を轟かした偉大な先軍の総帥

朝鮮の尊厳を轟かした偉大な先軍の総帥

チュチェ82年、1993年4月9日、朝鮮人民は偉大な金正日総書記を朝鮮民主主義人民共和国国防委員会委員長に選出しました。感激的なこのニュースに接し、国中が沸きかえりました。

「金正日総書記をお迎えしたのは民族の誇りで、この上なく幸運なことだ」、「総書記が導く朝鮮の未来は明るい」

これは、抜きん出た政治・軍事の実力を持つ金正日総書記への人民軍軍人と人民の絶大な支持と信頼の表れでした。総書記は厳しい抗日武装闘争最中に誕生して銃声を子守唄のように聞きながら成長し、10代に最高司令部の作戦台の傍で総帥の英知と知略を培いました。そして、チュチェ49年、1960年から人民軍の指導を始めました。

20世紀末に入って、世界の情勢は極めて複雑でした。社会主義を建設していた一部の国の崩壊という事態によって試練を経ていたのです。朝鮮人民も厳しい試練にさらされました。

チュチェ83年、1994年、社会主義朝鮮の始祖である偉大な金日成主席の急逝、そしてその後、相次ぐ自然災害と帝国主義者の押しつぶし策動のためかつてなく厳しい日々が続きました。その時のことを外国の新聞、雑誌は、「北朝鮮が存在すること自体が奇跡だ」と書きました。

しかし、金正日総書記は、先軍は朝鮮の生命、自主であり、尊厳だと言い、先軍の旗をいっそう高く掲げました。小松林の中の人民軍部隊*1、最前線の部隊、離れ島、チョル峰*2とオソン山*3、351高地、1211高地をはじめ最前線の人民軍軍人を訪ねて険しい峰を越え、荒波をかき分けて行かない所がありませんでした。

偉大な先軍政治の下、朝鮮は無敵必勝の軍事強国となり、朝鮮人民軍は無敵のペクトゥ山*4の革命強兵となって尊厳と威力を轟かしました。人工衛星の製作と打ち上げ国、核保有国、世界に向けて果敢に進む知識経済型の強国、実に、社会主義朝鮮の繁栄のために尽くして成した総書記の業績は抜群のものでした。

朝鮮の現実を目の当たりにした世界は、アメリカの威嚇、恐喝にびくともせず偉大な勝利をもたらした総書記の知略と胆力に賛辞を惜しみませんでした。

「アメリカに立ち向かって国を守ることだけでも不可思議なこと、倒れず、現状維持をするだけでも奇跡と思われるほどの朝鮮で強盛国家建設の厳かな前奏曲が鳴り響いたのは想像も出来ない現実である」

先軍政治の下、朝鮮では大飛躍が起きました。国内の原料と燃料で鉄と化学繊維、肥料が生産され、最先端技術の突破で国中が沸きかえりました。そして、大規模発電所と中小発電所が至る所に建ち上がり、多くの工場が改築され、数十万ヘクタールの農地が区画整理されました。

まだまだあります。テドンガン果樹総合農場などの果物生産地、立派な住宅が新築されて国の姿は日に日に移り変わりました。

軽工業省のチャン・ギョンニョム局長のお話です。

「実を言いますと、過ぎ去った日々は、朝鮮人民みながどんなに偉大な先軍の総帥を戴いたかを心の中に刻んで来た意義深い日々でもありました。金正日総書記が国の軍事力をしっかりと固めたので、アメリカと追従勢力の重なる『制裁決議』なるものと核戦争挑発策動により、いつ戦争がおきるとも限らない厳しい情勢の中にも、先日は全国軽工業大会が開かれたのだと思います。その時、もう私たちは勝利した、と言う誇りで胸が一杯になりました。国と民族の偉大さは指導者の偉大さにあります。歴史的経験は、領土が大きく人口が多くても、指導者に恵まれなければ弱者の不幸を免れないと言うことをそのまま見せています」

時代と歴史、国と人民に尽くして成した偉大な金正日総書記の不滅の業績はいついつまでも輝くでしょう。