必ずあるべきところ

必ずあるべきところ

ピョンヤンの風光明媚なテドン川*1の辺に人民野外スケートリンクがあります。スケートの設備とサ－ビス施設が立派に整えられた大衆向けのこのスケートリンクは、青少年と勤労者の体を鍛え、国の冬季スポーツの発展に大いに寄与しています。

敬愛する最高指導者金正恩委員長がチュチェ101（2012）年5月、完工を目の前にした人民野外スケートリンクを訪れた時のことです。広いスケートホールに入った金正恩委員長はスケート、ホッケー、フィギュア、スピードなどを楽む人々の幸せそうな姿を思い浮かべて明るく笑いました。

この日、スケートリンクの各所で、まだ足りない点はないか、人々が不便を感じる点はないか詳しく見ていた金正恩委員長は、ふと随員たちに、ここにスケート靴のブレードを研ぐところはあるか聞きました。随員たちはすぐ答えられませんでした。スケートに必要なすべての施設を円満に備えていると思っていたからでした。スケート靴のブレードを研ぐところは全く思いもよらないことでした。

スケートリンクの普及係のリム・ジュンホさんはこう話しています。

「金正恩委員長はこのスケートリンクを人民の笑い声が溢れる大衆向けのサービス施設に作るため腐心しました。このスケートリンクの完成予想案と建設状況を把握し、ここは大衆向けのスケートリンクなのでスケートの貸し出しの場をよく整え、ブレードを研ぐところも必ずあるべきだと言い、専門家も考え及ばなかったことに至るまで詳しく教えました」

金正恩委員長の人民愛が込められたこのスケートリンクからは青少年と勤労者の楽しい笑い声がいつまでも響き渡るでしょう。

（今日の朝鮮）