好機

好機

「朝鮮の声」放送の熱心な視聴者であるロシアのニキタ・ポドコブイリンさんは電子メールで朝鮮の青少年の生活を紹介してくれることを頼みました。では、視聴者の方々の好奇心を満たすため、朝鮮の子供たちが夏休みをどう送っているか、ピョンヤン教員大学付属のマンギョンデ区域*1クァンボク小学校*2でのクラブ活動を通じてご紹介しましょう。

生徒、学生を多面的で深い知識、実践能力の持ち主に育てるのは朝鮮労働党の意図するところです。それで、クァンボク小学校では夏休みの間に色々なクラブ活動に特別力を入れています。

功労教員の称号を受けたチェ・ギョンシン校長のお話です。

「夏休みをすべての生徒が希望に応じて才能を伸ばす期間にしようとしています。それで色々なクラブ活動を計画しました。クラブ活動の評価は、休みの終わり頃のクラブ別の才能発表会、工作品の展示会を通じて下すつもりです」

学校には、ソロバンと囲碁、声楽、伝統楽器、アコーデオン、作文、工作、数学、IT、英語、バドミントン、サッカーなど30余りのクラブがあります。子供たちは趣味や素質に合うクラブを選び、先生たちの指導の下に才能を伸ばしています。

早くも、多くの子供たちが発表会と展示会に参加する準備を終えています。工作クラブの子供たちのお話を聞いて見ましょう。

道探索ロボット（キム・ジエ）
「道探索ロボットをつくりました。このロボットは磁石と電気回路の連結など自然科目で学んだ知識でつくりました」

動力スプレー（シム・ヒョンウン）
「父と共に学校の教室と廊下を消毒するスプレーをつくりました。燃料を使わず、自然エネルギーと電磁石を利用して広い面積を消毒することができます」

風力発電機のお陰を被る住宅（キム・ジュソン）
「家々に風力発電機を設置して国の貴重な資源を節約したかったのです。これからもっと勉強に励んで科学で国を輝かせるつもりです」

子供たちの話に、夏休みのクラブ活動で子供の知能が早く発達していることがよく分かります。

学んだ知識を固め、豊かな実践能力を備える上で、休みはこの上ない好機、待望の期間として子供たちの胸に刻まれています。

（レクリエーション、視聴者と共に―リクエスト）