ピョンヤンを代表するサービス施設

平壌を代表するサービス施設

水に浮かぶ船のように見えるこの建物は、ピョンヤン・テドンガン水産物食堂です。この食堂は、有名レストランのオクリュ館*1と共にピョンヤンを代表するサービス施設です。

食堂の内部は、各要素がとてもユニークで精巧なつくりです。食堂は3階建てですが、多様な形式の食事室と共に、1階には各種の淡水魚と海水魚の室内水槽があり、2階には加工品のコーナーもあります。食堂では、生魚で作った美味しく栄養価の高い水産物の料理と加工品を売っています。

食堂では、チョウザメ、皮鯉、サーモン、ニジマスなどの高級魚の料理を主として、百数十種の世界料理も含めて900種あまりの料理を出しています。中でも、チョウザメとサーモンの料理は来客の人気をさらっています。開業して僅か2年ですが、来客は日増しに増えています。

ピョンヤン・テドンガン水産物食堂の責任者チェ・ヒョンギルさんのお話です。

「食堂のサービスに満悦する人たちを見る度に、忘れえぬその日のことが思い浮びます。2018年6月8日の夜、敬愛する最高指導者金正恩委員長が竣工を控えた食堂を訪れました。まるで夢のようでした。食堂を眺めながら金正恩委員長は、わが国に建てられた大衆向けのサービス施設の中でオクリュ館が20世紀の代表作だと言えば、ピョンヤン・テドンガン水産物食堂は21世紀の代表作だと言えるとし、とても喜びました。そして、1階から3階まで食堂全般を見て、水産物の料理の質に格別関心を払い、来客が些細な不便も感じないよう、きめ細かく繊細にサービスしなければならないと強調しました。金正恩委員長は、テドン川*2の辺のもってこいの場所にまた1つのサービス施設が建てられて人民がとても喜ぶだろうと言いました」

ピョンヤン・テドンガン水産物食堂は常に来客で賑わっています。

（今日の朝鮮）